古典文学概説
文学部 - 国文学科
HJL11300
コース情報
担当教員: 本廣 陽子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
30%
定期試験
定期試験期間中
70%
その他
3分の2以上の出席を要件とする。
0%
詳細情報
概要
『源氏物語』はそれ以前の和歌,漢詩,物語,日記文学など様々な文学を吸収して作られた作品であり,成立後は長きにわたって日本文学に大きな影響を与えた。この授業では,『源氏物語』を読むことを通して,日本古典文学を理解し研究する上での必要な知識を学ぶ。 具体的には,『源氏物語』「桐壺」巻〜「賢木」巻の中からいくつかの場面をとりあげて解釈しながら,その背景,そこに込められた意味,用いられた表現などを解説し,物語の方法,表現方法などを考察する。
目標
『源氏物語』の時代背景,物語の方法,表現方法などの考察を通して,古典文学を研究する上での基礎知識を身につける。
授業外の学習
毎回,次の授業で扱うテキストのプリントをMoodleに掲示するので,必ず前もって読んで内容を把握してくること。 授業中に指示した文献や,授業内で取り上げられなかった部分の『源氏物語』本文については各自読むこと。
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション
- 『源氏物語』の基礎知識
- 『源氏物語』「桐壺」①
- 『源氏物語』「桐壺」②
- 『源氏物語』「桐壺」③
- 『源氏物語』「若紫」①
- 『源氏物語』「若紫」②
- 『源氏物語』「紅葉賀」①
- 『源氏物語』「紅葉賀」②
- 『源氏物語』「紅葉賀」③
- 『源氏物語』「葵」①
- 『源氏物語』「葵」②
- 『源氏物語』「賢木」
- まとめ
教科書
プリントを配付する。
参考書
授業中に指示する。