社会学

文学部 - 史学科

HHT70160

コース情報

担当教員: 川端 浩平

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金2

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

10%

レポート

90%

詳細情報

概要

本授業では,グローバル化と多文化化というマクロな社会動向を,身近な地域社会や同時代的に起きている諸現象といったミクロかつ経験的な視座と結びつけることにより社会とは何かを根源から学び直しすことを目指す。具体的には,現代日本社会における排外主義や生き辛らさなど私たちを取り巻くアクチュアルな問題についてフィールドワークや時事的な事例から考えていく。

目標

1)社会学の分野における基礎知識を修得する。 2)グローバル化と多文化化に関する十分な知識を持ち,それらを応用することができる ようになる。

授業外の学習

以下の授業時間外学習が必要となる(所要時間は毎回4時間程度)。 1)各授業のテーマを事前に調べて自分なりの問題意識を明確にしておくこと (予習90分程度)。 2)授業で提示された参考文献を読み,授業内容を復習して整理し,各テーマについて 自分の言葉で説明できるようにしておくこと。 (復習150分程度)

所要時間: 240分

スケジュール

  1. グローバル化と多文化化
  2. 変容する地域社会
  3. 開発主義からポスト工業化へ
  4. 「韓流」から考えるグローバル化と多文化化
  5. 映像から考えるグローバル化とポスト工業化
  6. サイレント・マジョリティとは誰か?
  7. 排外主義から考える
  8. <モノ>から日本社会を再想像する
  9. マイノリティと生産・消費のメカニズム
  10. <ハーフ>から日本社会を考える
  11. ホームレスの人びとのフィールドワークから考える
  12. 在日コリアンのフィールドワークから考える
  13. サブカルチャーとレイシズム
  14. サブカルチャーとジェンダー

教科書

特になし。適宜資料等を配布する。

    参考書

    • 『排外主義と在日コリアンーー互いを「バカ」と呼び合うまえに』

      著者: 川端浩平

      出版社: 晃洋書房(2020)

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