地理学II
文学部 - 史学科
HHT67200
コース情報
担当教員: 伊藤 徹哉
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金2
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
50%
小テスト等
50%
詳細情報
概要
本科目は地理学の一分野である都市地理学の学修を通じて,基礎的な地理的知識と地理学的な見方,考え方を把握させることを目的とする。授業では,都市空間の形成・発展と,自然環境や社会・経済的条件との関わり,「都市化」の空間的特徴やその背景,さらに内部構造,都市圏など学修する。
目標
都市の形成と発展を自然環境などとの関わりから説明できる。地理学における都市化の捉え方と都市化進展の背景を説明できる。また,都市空間を内部構造,都市圏,メガロポリスなどの各回のキーワードから捉えることができる。
授業外の学習
予習として,毎回,次回の講義で扱うテーマに関して課題をだし(所要時間2時間程度),提出された課題に基づいて講義を行う。また,復習として,講義で扱ったテーマの理解を深めるため,テーマの理解を問う課題をだす(所要時間2時間程度)。
所要時間: 予習・復習各2時間,計4時間程度
スケジュール
- イントロダクション:地理学と都市地理学の対象
- 都市概念
- 都市の立地と都市形成
- 都市発展
- 都市化の空間特性
- 都市化の分析
- 反都市化
- 経済基盤理論からみた都市化
- 都市化の背景としての移送の経済
- 外部経済・局地化経済・都市化経済
- 都市内部構造
- 都市圏とメトロポリス
- 都市間結合とメガロポリス
- 都市問題
- 総括
教科書
とくに指定しない。
参考書
講義において随時指示する。なお,参考となる図書は次のものがある。
『都市空間の地理学』
著者: 加藤政洋・大城直樹編著
出版社: ミネルヴァ書房・2006年