古文書学概論

文学部 - 史学科

HHT58100

コース情報

担当教員: 中澤 克昭

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 火1

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

15%

リアクションペーパー

15%

授業内期末試験

授業期間中

50%

中間試験

授業期間中

20%

その他

試験の詳細については,講義の中で説明する。

0%

詳細情報

概要

日本史の研究に不可欠な古文書学に関する基礎的な知識を学ぶ。古代文書から近世文書まで視野に入れ,様式論を中心としながら,形態論・機能論などの観点からも考える。

目標

古文書学の基本的な知識を修得し,古文書を解読するための基礎とする。

授業外の学習

授業のなかで紹介する参考書等を利用して,予告された次回授業で読む文書について予習しておく。(各回90分以上) 授業内容について復習し,中間試験・期末試験の準備をする。授業のなかで紹介する史料集・データベース類を利用して古文書を読む。(各回100分以上)

所要時間: 190分以上。

スケジュール

  1. ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。 日本史の史料 ―古文書とは何か―
  2. 古文書学の歴史,参考書・文書集について
  3. 古文書の形態,伝来と機能
  4. 公式様文書1
  5. 公式様文書2
  6. 公家様文書1
  7. 公家様文書2
  8. 公家様文書3/中間試験
  9. 武家様文書1
  10. 武家様文書2
  11. 武家様文書3
  12. 武家様文書4
  13. 地下文書など
  14. 期末試験

教科書

テキスト『演習古文書選 様式編』を必ず用意すること。 なお,同書は隔年開講の「古文書学特論」と共用(共通)。

  • 演習古文書選 様式編

    著者: 日本歴史学会 編

    出版社: 吉川弘文館・1976年

参考書

授業のなかで随時紹介する。

  • 新版 古文書学入門

    著者: 佐藤進一

    出版社: 法政大学出版局・1997年

  • 日本史を学ぶための 古文書・古記録訓読法

    著者: 苅米一志

    出版社: 吉川弘文館・2015年

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