歴史学特講(西洋古代史)

概要

古代ローマの宗教について,周辺のラティウム地方の諸都市の宗教との関係性を中心に講義する。ローマの支配が及んだ際のローマと諸都市の双方の宗教面での変化を見ることを通してローマの支配のあり方を考える。ヨーロッパ文化の源となった古代ローマについての基礎的な知識を習得し,西洋世界についての理解を深めることを目指す。同時に,史料の性質やその扱い方など,歴史学の基本的な方法を学ぶことを目指す。 パワーポイントとレジュメを用いて講義形式で行う。授業の最後に小テストを行うことがある(3〜4回の予定)。 ※レジュメは予めLOYOLAの授業掲示板にアップするので,各自がダウンロード,プリントアウトして授業に臨むこと。

目標

1)ローマを中心とした古代地中海世界の宗教について自分の言葉で説明できる。 2)史料に基づいて考察を行ない,それを表現できる。

授業外の学習

参考文献を授業中に適宜紹介するので,授業計画を参照して予習をし,基本的な歴史の流れを把握した上で授業を受ける。 授業後は,配布した資料とノートで復習をし,理解を深める。 (所要時間:各回の予習に2時間程度,復習に2時間程度)

所要時間: 4時間