アジア・日本史系演習DI

文学部 - 史学科

HHT53110

コース情報

担当教員: 中村 江里

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木4

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

55%

リアクションペーパー

15%

その他

(1)「授業への参加」は単なる出席ではなく,報告時のレジュメの内容,発表の仕方,積極的な議論への参加などを評価する。授業の出欠は,授業終了後のリアクションペーパーの提出をもって判断する。「その他」は,3年生と4年生にそれぞれ必要な課題を学期末に提出してもらう。(2)欠席回数が全体の1/3を超える場合は単位修得不可。正当な理由のない遅刻は減点の対象となる。

30%

詳細情報

概要

各受講生の報告と議論を通じて,日本近現代史の研究を行う上で必要な知識や方法を習得します。春学期は各自が先行研究の精読を行い,卒業論文の構想を立てて執筆に向けた準備を進めます。

目標

(1)自らの研究テーマに関連する先行研究を収集・精読し,研究史の整理を行った上で自らの研究課題を設定することができる。 (2)講読した文献について正確かつ簡潔に要約し,自らの意見や疑問点を加えた上でレジュメにまとめ,口頭で報告することができる。 (3)他の受講生の報告に対して,適切な意見やコメントを述べ,議論に参加することができる。

授業外の学習

・予習:報告担当者は,自らの問題関心に基づいて選んだ文献の要約と考察をレジュメにまとめる。担当者以外の受講者は,積極的に議論に参加できるよう,事前に参考文献や関連文献に目を通してコメントや質問を考えておく。(2時間程度) ・復習:報告やディスカッションを通じて考えたことや疑問点をリアクションペーパーにまとめて提出する。各自関連する文献を読み進め,考察を深める。(2時間程度)

所要時間: 4時間

スケジュール

  1. ガイダンス(参加者自己紹介,報告担当スケジュールの決定) ※以下の授業計画は,履修者の状況等により変更が生じる可能性があります。
  2. 先行研究の収集・読解・整理の仕方(講義)
  3. 卒論テーマについての個別報告(1)
  4. 卒論テーマについての個別報告(2)
  5. 卒論テーマについての個別報告(3)
  6. 卒論テーマについての個別報告(4)
  7. 卒論テーマについての個別報告(5)
  8. 卒論テーマについての個別報告(6)
  9. 卒論テーマについての個別報告(7)
  10. 卒論テーマについての個別報告(8)
  11. 卒論テーマについての個別報告(9)
  12. 卒論テーマについての個別報告(10)
  13. 卒論テーマについての個別報告(11)
  14. まとめと課題

教科書

卒論や学術論文の執筆ガイドは様々なものが出版されているので,自分に合ったものを手元に置いておくと執筆の各段階で役に立ちます。以下は歴史学に特化したものです。

  • 歴史学で卒業論文を書くために

    著者: 村上紀夫

    出版社: 創元社,2019年

参考書

書籍情報はありません。

© 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.