アジア・日本史系演習AII
文学部 - 史学科
HHT52610
コース情報
担当教員: 北條 勝貴
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火4
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
リアクションペーパー
レポート
その他
各自の報告(出席は前提である。参加者には,授業計画に沿った課題で調査・発表を行ってもらう。レジュメの完成度,発表の仕方,質疑応答の内容などから総合的に評価する)
詳細情報
概要
卒業論文の執筆・提出へ向けて,中間報告と意見交換を繰り返し,適宜指導を行う。また,日本古代史/民俗学の卒業論文について幾つかのモデルを示し,OB・OGの体験談も交えながら,執筆の作法や具体的な取り組み方を学ぶ。学期末には,報告と討論の成果を,予備卒論として1万字程度にまとめる。
目標
1)個々の問題意識を報告・意見交換によって深め,最終的に予備卒論をレポートとしてまとめる。 2)お互いに,古代史/民俗学の多様な研究テーマに触れて広い視野を養い,卒論の準備・完成にあたり主体的な態度を醸成してゆく。
授業外の学習
1)自分に割り当てられた課題について調査し,レジュメにまとめ,適切に発表するための準備を行う。 2)予習(90分程度):次回報告のテーマ(他の受講生による報告分)について自分なりに調査し,疑問点を整理しておく。 3)復習(100分程度):他の受講者の報告,討論の成果を踏まえ,その際に疑問に思ったこと等について自分なりに調査し,リアクション・ペーパーにまとめて Moodle に提出する。
所要時間: 190分以上
スケジュール
- ガイダンス)授業の進め方について
- 講義1)卒論執筆に関する諸注意:日本古代史/民俗学の卒業論文
- 講義2)論文の形式・構成について:目指すべき論文のモデル
- 卒論構想発表1)1
- 卒論構想発表1)2
- 卒論構想発表1)3
- 卒論構想発表1)4
- フリー・ディスカッション/エクスカーション
- 卒論構想発表2)1
- 卒論構想発表2)2
- 卒論構想発表2)3
- 卒論構想発表2)4
- 4年生による報告
- まとめ)今後の作業について
教科書
テキストはとくに指定しない。必要な資料は毎回配付する。
参考書
授業の進行情況,各自の報告の準備や達成度に応じて適宜指示する。
『テーマで学ぶ日本古代史』社会・史料編
著者: 佐藤信 監修・新古代史の会 編
出版社: 吉川弘文館,2020年
『講座 日本民俗学』1/方法と課題
著者: 小川直之・新谷尚紀 編
出版社: 朝倉書店,2020年
『歴史学で卒業論文を書くために』
著者: 村上紀夫
出版社: 創元社,2019年