原書講読演習(ヨーロッパ・アメリカ史系)

文学部 - 史学科

HHT52313

コース情報

担当教員: 山本 成生

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木3

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

50%

レポート

50%

詳細情報

概要

この授業は,西洋中世史研究において使用される「一次史料」primary sourcesを探究する。まず,様々な史料類型や周辺的情報(手稿写本,製本,筆記用具等)を,日本語と英語文献を参照しつつ確認する。次に,英語等の現代語に訳された特定の史料を取り上げ,その内容を検討する(ゲスト講師により,羊皮紙や羽ペンなど当時の筆記用具などを体験的に学ぶ機会もある)。これらと同時平行的に,履修者各自の卒業論文のテーマに関する史料群についての調査・報告がおこなわれる。

目標

(1) ヨーロッパ中世史で参照される史料群の種類と性質を説明できる。 (2) 様々な媒体で公表されている史料群にアクセスすることできる。 (3) 現代語に訳された史料の内容を適切に読解することできる。

授業外の学習

史料・文献講読の場合は,指定された箇所の訳文を事前に作成し,固有名詞や専門用語を調べておくこと。授業終了後は,テキスト読み直し,授業内容を踏まえて事前学習の内容を修正しておくこと。 授業1回あたりの学習時間の具体的な内訳※: ・予習(180分以上):高校世界史の教科書,指定参考書,Web情報等で該当回のテーマや関連事項を調べて,ノート等にまとめておく ・復習(60分以上):授業内容をノート等に整理する。さらに疑問点や発展学習を自分で考え,参考資料を検索・読解し,そこで分った点を前記のノートに付け加える ※ 時間内訳と予習・復習の内容は,各回の進行状況と教員の指示により変更される可能性がある

所要時間: 授業1回あたり240分

スケジュール

  1. イントロダクション/Introduction ※ 以下の内容とは別に,適宜個別指導がおこなわれる
  2. 西洋中世の史料類型と性質 (1)
  3. 西洋中世の史料類型と性質 (2)
  4. 西洋中世の史料類型と性質 (3)
  5. 文献講読 (1)
  6. 文献講読 (2)
  7. 文献講読 (3)
  8. 文献講読 (4)
  9. 史料読解 (1)
  10. 史料読解 (2)
  11. 史料読解 (3)
  12. 史料読解 (4)
  13. 羊皮紙実習(ゲストスピーカー)
  14. 総括

教科書

授業中に指示する。

    参考書

    授業内で随時指示する。

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