史料講読演習(アジア・日本史系)

文学部 - 史学科

HHT52215

コース情報

担当教員: 笹川裕史

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木2

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

授業参加

50%

レポート

30%

その他

上記の「授業参画」おいては,ここでは,史料読解を担当した場合の出来具合を評価します。

詳細情報

概要

本授業は,中国語で書かれた中国近現代史の文献史料を読解する基礎的な訓練を行ないます。中国近現代史では,様々な史料群を使いますが,さしあたり①回想録,②新聞記事,③調査報告などの中から比較的読みやすい文献を選び,講読を行います。中国語文献の読解能力を養うだけではなく,東洋史や現代中国研究の入門授業としても役に立ちます。授業の方法としては,あらかじめ指定した文献の該当箇所を,受講者が輪番で翻訳し,その内容に関する理解を深めるために,相互にディスカッションをしながら授業を進めます。初級レベルの中国語の読解力が必要ですが,大事なのは,辞書と根気強く格闘する忍耐力です。

目標

中国近現代史を学ぶうえで,基礎的な文献読解能力を鍛え,3年次以降の演習を受講する準備になります。

授業外の学習

文献読解のための予習・復習は,毎回必要です。予習の目安は120分程度,復習の目安は70分程度です。

所要時間: 190分

スケジュール

第1回ガイダンス *以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。
第2回中国近現代史で使用する文献史料等の説明
第3回文献史料の読解(受講生による輪番)と解説(1)
第4回文献史料の読解(受講生による輪番)と解説(2)
第5回文献史料の読解(受講生による輪番)と解説(3)
第6回文献史料の読解(受講生による輪番)と解説(4)
第7回文献史料の読解(受講生による輪番)と解説(5)
第8回文献史料の読解(受講生による輪番)と解説(6)
第9回文献史料の読解(受講生による輪番)と解説(7)
第10回文献史料の読解(受講生による輪番)と解説(8)
第11回卒業研究に向けた構想報告と指導(1)
第12回卒業研究に向けた構想報告と指導(2)
第13回卒業研究に向けた構想報告と指導(3)
第14回卒業研究に向けた構想報告と指導(4)

教科書

授業中に,史料のコピーを授業中に配付します。

参考書

授業中に適宜,指示する。