史料講読演習(アジア・日本史系)

文学部 - 史学科

HHT52211

コース情報

担当教員: 中澤 克昭

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月3

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

30%

授業参加

40%

レポート

30%

その他

発表のためのレジュメ,討論をふまえてまとめたレポートの提出が必要である。授業参加は,レジュメの内容,発表の仕方,質疑応答の積極性,他の報告者への質問・意見などを総合的に評価する。出席は前提であり,3回以上欠席した場合は原則として不合格とするので,注意すること。

0%

詳細情報

概要

史学教養演習で学んだことを踏まえて,文献史料を読む。活字で印刷・刊行された史料を参加者に割り当てるので,各々,参考図書・辞典類を用いて解読し,その史料の解説とその史料に関連する研究史などについて調査し,発表する。 また,可能であれば,史料所蔵機関見学など学外での活動も検討したい。

目標

各自の発表とそれをめぐる質疑応答・討論をとおして,日本中世の政治・社会・文化などについて理解を深める。

授業外の学習

授業のなかで紹介する参考文献を読み,発表の準備を入念に行うこと。他のメンバーが分担,発表する場合も,予告されたテキストの予習をすること。(各回100分以上) 発表後は,授業での質疑・指導をふまえて,理解を深めること。発表した内容の修正や加筆を進め,期末レポートをまとめること。(各回90分以上)

所要時間: 190分以上。

スケジュール

  1. ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。 授業計画と報告の方法
  2. 中世史料とその研究について
  3. 報告と討論:幕府法を読む1
  4. 報告と討論:幕府法を読む2
  5. 報告と討論:幕府法を読む3
  6. 報告と討論:幕府法を読む4
  7. 報告と討論:幕府法を読む5
  8. 報告と討論:幕府法を読む6
  9. 報告と討論:様々な中世史料を読む1
  10. 報告と討論:様々な中世史料を読む2
  11. 報告と討論:様々な中世史料を読む3
  12. 報告と討論:様々な中世史料を読む4
  13. 報告と討論:様々な中世史料を読む5
  14. 報告と討論:様々な中世史料を読む6

教科書

詳細は授業の中で説明,指示する。

  • 日本思想大系21・22 中世政治社会思想 上・下

    著者: 石井進・笠松宏至ほか編

    出版社: 岩波書店.1972年・1981年

  • 日本史史料〈2〉中世

    著者: 歴史学研究会編

    出版社: 岩波書店.1998年

  • 中世法制史料集 全6巻+別巻

    著者: 佐藤進一ほか編

    出版社: 岩波書店.1955~2005年

参考書

  • 日本史を学ぶための 古文書・古記録訓読法

    著者: 苅米一志

    出版社: 吉川弘文館・2015年

  • 新版 古文書学入門

    著者: 佐藤進一

    出版社: 法政大学出版局・1997年

  • 古記録入門 増補改訂版

    著者: 高橋秀樹

    出版社: 吉川弘文館・2023年

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