歴史学教養演習(ヨーロッパ・アメリカ史系)

文学部 - 史学科

HHT52012

コース情報

担当教員: 坂野 正則

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水1

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

30%

授業参加

40%

レポート

20%

その他

報告者が事前の報告準備をすることはもちろんであるが,参加者も日本語文献を読んだうえで出席すること。 授業参加には,各自の報告と議論への参加の両方が含まれる。 春学期末の3年生との合同の卒論対策演習での報告が必須である。

10%

詳細情報

概要

近世ヨーロッパ史に関する基本的な研究方法と問題発見の基礎作業を行うのがこの演習の目的である。具体的には,方法論や研究動向として踏まえておくべき日本語の研究文献を取り上げ,学生からの報告と参加者の間での議論を軸に進めていく。同時に,卒業論文作成のための基礎作業として,様々な作業道具(辞書・事典・文献目録など)の利用や問題の立て方や論じ方についても教示する。したがって,この授業では,出席と積極的な授業参加が求められる。

目標

研究文献の要約・紹介,質疑応答や討論,論点の発見と議論の組み立て,の力をそれぞれ涵養することで,近世ヨーロッパ史研究の基礎を固める。

授業外の学習

毎回の授業後は以下の学習(合計200分)を行うことが求められる。 ・授業資料を用いて内容を復習する(30分) ・授業で出された内容の問いの答えを準備する(20分) ・指定された複数の文献を読む(120分) ・読んだ文献の内容をまとめ次回の授業の準備を行う(30分)

所要時間: 200分

スケジュール

  1. 導入
  2. 文献・資料の調べ方
  3. 文献講読と討論(西洋近世史の論点)(1)
  4. 文献講読と討論(西洋近世史の論点)(2)
  5. 文献講読と討論(西洋近世史の論点)(3)
  6. 文献講読と討論(西洋近世史の論点)(4)
  7. 文献講読と討論(西洋近世史の論点)(5)
  8. 文献講読と討論(西洋近世史の論点)(6)
  9. 文献講読と討論(西洋近世史の論点)(7)
  10. 文献講読と討論(西洋近世史の論点)(8)
  11. 文献講読と討論(西洋近世史の論点)(9)
  12. 文献講読と討論(西洋近世史の論点)(10)
  13. 文献講読と討論(西洋近世史の論点)(11)
  14. 総括のグループディスカッション

教科書

金澤周作監修『論点・西洋史学』(ミネルヴァ書房,2020年)

    参考書

    • 『新しく学ぶフランス史』

      著者: 平野千果子(編)

      出版社: (ミネルヴァ書房,2019年)

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