歴史学教養演習(ヨーロッパ・アメリカ史系)

文学部 - 史学科

HHT52011

コース情報

担当教員: 森田 直子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月3

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

30%

授業参加

40%

レポート

30%

詳細情報

概要

本演習では,西洋近現代史を専門とする上で基本となる事柄について学ぶ。具体的には,①文献や史料の探し方,辞典・事典やインターネット上のデータベース等の用い方,②文献の要約(レジュメ作成)・批判の仕方,口頭発表および議論の実践,レポートの書き方,③西洋近現代史の研究手法や研究動向,である。そのなかで自らの研究テーマを見つけて論点を絞っていくことが,本演習の目的である。

目標

①必要な文献や史料を探し出すことができ,辞典・事典やインターネット上のデータベース等も適切に用いることができる。 ②特定の文献やテーマに関して要約し,疑問点や批判点を加えて作成したレジュメをもとに口頭報告できる。 ③他人の口頭報告を理解し,適切なコメントをしたり,自らの意見を述べたりして,皆で議論がおこなえる。 ④自身の研究テーマを設定できる。

授業外の学習

・各回の予習(150分〜):報告担当者は発表用レジュメを用意する。報告者以外も,テキストや関連文献を十分に予習する。 ・各回の復習(40分〜):授業中に出てきた疑問点等を調べ直し確認する。 ・全般的な授業時間外の学習:歴史関連の読書や視聴覚資料(ドキュメンタリ番組やデジタル・アーカイブ等)の積極的視聴をおこなう。 ・以上を中心に,1回の授業につき190分以上の授業時間外学習時間を確保する。

所要時間: 190分〜

スケジュール

  1. ガイダンス(参加者の自己紹介,授業方針やテキストの確認など)
  2. 文献の要約についてのレクチャー(関連文献の探し方,事典等の使い方,レジュメの作成方法など)
  3. 個別報告(1回目)
  4. 個別報告(1回目)
  5. 個別報告(1回目)
  6. 個別報告(1回目)
  7. 個別報告(1回目)
  8. 研究テーマについてのレクチャー(史料の探し方,オンライン・データベースの使い方など)
  9. 個別報告(2回目)
  10. 個別報告(2回目)
  11. 個別報告(2回目)
  12. 個別報告(2回目)
  13. 個別報告(2回目)
  14. まとめと夏休みの課題

教科書

教科書は指定しない。使用するテキストについては,開講時に指示する。

    参考書

    • 『人文学への接近法─西洋史を学ぶ─』

      著者: 服部良久(他編)

      出版社: 京都大学学術出版会,2010年

    • 『論点・西洋史学』

      著者: 金澤周作(監修)

      出版社: ミネルヴァ書房,2020年

    • 『論点・ジェンダー史学』

      著者: 山口みどり他編著

      出版社: ミネルヴァ書房,2023年

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