歴史学教養演習(アジア・日本史系)

文学部 - 史学科

HHT51913

コース情報

担当教員: 中村 江里

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 火3

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

30%

リアクションペーパー

10%

レポート

30%

その他

(1)「その他」は,報告後に提出する計2本のブックレポートを評価する。「授業への参加」は単なる出席ではなく,報告時のレジュメの内容,発表の仕方,積極的な議論への参加などを評価する。授業の出欠は,授業終了後のリアクションペーパーの提出をもって判断する。学期末には,2回の報告をふまえて自らが関心を持ったテーマについてレポートを提出する。(2)欠席回数が全体の1/3を超える場合は単位修得不可。正当な理由のない遅刻は減点の対象となる。

30%

詳細情報

概要

本演習の目的は,日本近現代史を研究する上で必要となる知識や方法論を学び,基礎的なアカデミックスキルを身につけることです。自らの問題関心に近いテーマについてどのような視角や方法で研究が行われ,どのような論点があるのかを各自が報告し,教員や他の受講生とのディスカッションを行います。

目標

(1)研究に必要な文献を見つけ,レファレンス資料や各種データベースを使いこなすことができる。 (2)講読した文献について正確かつ簡潔に要約し,自らの意見や疑問点を加えた上でレジュメにまとめ,口頭で報告することができる。 (3)他の受講生の報告に対して,適切な意見やコメントを述べ,議論に参加することができる。 (4)3年生からの本ゼミに向けて自身が取り組みたい研究テーマを設定できる。

授業外の学習

・予習:報告担当者は,自らの問題関心に基づいて選んだ文献の要約と考察をレジュメにまとめる。担当者以外の受講者は,積極的に議論に参加できるよう,事前に参考文献や関連文献に目を通してコメントや質問を考えておく。(2時間程度) ・復習:報告担当者は,自分が担当した文献のブックレポートを提出する。担当者以外の受講者は,報告やディスカッションを通じて考えたことや疑問点をリアクションペーパーにまとめて提出する。(2時間程度)

所要時間: 4時間

スケジュール

  1. ガイダンス(参加者自己紹介,報告担当スケジュールの決定) ※以下の授業計画は,履修者の状況等により変更が生じる可能性があります。
  2. 図書館・ICT実習,レジュメのまとめ方(講義)
  3. 個別報告(1)
  4. 個別報告(2)
  5. 個別報告(3)
  6. 個別報告(4)
  7. 個別報告(5)
  8. フィールドワーク:四ッ谷近郊の戦跡をめぐる
  9. 個別報告(6)
  10. 個別報告(7)
  11. 個別報告(8)
  12. 個別報告(9)
  13. 個別報告(10)
  14. まとめとレポートの書き方(講義)

教科書

以下のいずれかのブックガイドの中で,関心を持ったテーマの参考文献として挙げられている文献について報告してもらう予定です。授業が始まる前に目を通して,自分がどの文献を担当したいか,いくつか候補を考えておいてください。

  • 論点・日本史学

    著者: 岩城卓二ほか編

    出版社: ミネルヴァ書房,2022年。

  • 論点・ジェンダー史学

    著者: 山口みどりほか編

    出版社: ミネルヴァ書房,2023年。

  • 戦争社会学ブックガイド

    著者: 野上元・福間良明編

    出版社: 創元社,2012年。

参考書

書籍情報はありません。

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