ドイツ語科教育法I
文学部 - ドイツ文学科
HGL63500
コース情報
担当教員: 中井 真之
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
その他
出席状況,授業参加,授業時の発表,課題を総合的に評価する。
100%
詳細情報
概要
日本におけるドイツ語教育の目的や歴史を概観し,その問題点を検討する。外国語(主にドイツ語)教育に関する諸論文を読む。ほぼ毎回,一人あるいは二人の授業参加者に論文の内容をまとめる発表をしてもらう。その後,参加者全員でのディスカッション,教員による補足説明を行う。授業への積極的な参加が求められる。初回の授業で授業の進め方について説明をする。本科目は教職科目であるが,教職課程を履修していない人でも履修することができる。
目標
ドイツ語教育の問題,課題と方法論の認識
授業外の学習
毎回発表で扱われる一つ,あるいは二つの論文を読んでくること。 発表者は発表レジュメを作成すること。 各人は授業後に発表の内容・テーマについて復習すること。
所要時間: 190分
スケジュール
- 導入 (以下は予定であり,受講者の人数や授業の進捗状況に応じて,各テーマの回数は変更することがありうる。)
- 発表(1),ディスカッション,「外国語教授法」(前)(中)
- 発表(2),ディスカッション,「外国語教授法」(後),「日本におけるドイツ語教育の現状と展望」
- 発表(3),ディスカッション,「訳読は時代遅れか」「『渡し守』教師の弁 」
- 発表(4),ディスカッション,「粗読の優先性」「カリキュラムとシラバス」
- 発表(5),ディスカッション,「ドイツ語と日本語の差,母語干渉」(前)(後)
- これまでの議論の総括
- 発表(6),ディスカッション,「ドイツ語授業の中での文学テクストの扱い」
- 発表(7),ディスカッション,「ビデオを使った授業」
- 発表(8),ディスカッション,「話す」「聞く」
- 発表(9),ディスカッション,「ドイツ語学科における作文授業」「ドイツ語授業における創造作文」
- 発表(10),ディスカッション,「文章表現の教授法について」,「ドイツ語と英語を教えて」
- 発表(11),ディスカッション,「評価」(前)(後)
- 総括
教科書
毎回,プリントを配布する。
参考書
ドイツ語教授法
著者: 吉島 茂・境 一三
出版社: 三修社 2003年