文献演習6b

文学部 - ドイツ文学科

HGL52310

コース情報

担当教員: 大田 浩司

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木4

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

授業参加

30%

レポート

30%

小テスト等

20%

詳細情報

概要

18世紀から現代にかけてのドイツ語の詩をドイツ語で読みます。韻律やリズムに注意しながら読むことを通じてドイツ語の詩が持つ音楽性を理解し,詩を読むことの楽しさを知ってもらいます。毎回の授業は指定されたテクストに関する学生の発表によってすすめられ,発表後に受講生全員が参加するディスカッションを行います。

目標

① ドイツ語の語彙力・文法力・読解力を強化する。 ② ドイツ語の詩の適切な和訳が出来るようになる。 ③ ドイツ語の詩の韻律を理解し,適切な発音とリズムで詩を音読出来る。 ④ それぞれの詩が成立した文化的・社会的背景を学び,ドイツ語圏の文化と社会の歴史に対する深い理解を得る。

授業外の学習

予習 ①毎回丁寧に辞書を引いて分からない単語を調べ,文法と韻律に注意を払いながら指定されたテクストを和訳して下さい。 ②詩人の生涯と,詩が成立した文化的・社会的背景を調べて下さい。 復習 ①授業で学んだテクストについての小テスト(語彙,和訳,文法,独作文,ディクテーション)を適宜行いますので,小テストの準備をしっかりと行ってください。 ②詩の音読テストも適宜行います。発音と韻律に注意しながら,詩を何度も音読してください。

所要時間: 授業1回あたり190分以上

スケジュール

  1. イントロダクション(授業の進め方・評価基準についての説明),ドイツ語の詩の特徴について ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。
  2. クロップシュトックの詩
  3. ゲーテの詩(1)
  4. ゲーテの詩(2)
  5. シラーの詩
  6. ヘルダーリンの詩(1)
  7. ヘルダーリンの詩(2)
  8. アイヒェンドルフの詩
  9. ハイネの詩
  10. ゲオルゲの詩
  11. リルケの詩
  12. トラ―クルの詩
  13. ツェランの詩
  14. グリューンバインの詩

教科書

プリントを配布します。

    参考書

    • 増補 ドイツ文学案内

      著者: 手塚富雄・神品芳夫

      出版社: 岩波文庫 1993年

    • ドイツ詩を学ぶ人のために

      著者: 内藤道雄 編

      出版社: 世界思想社 2003年

    • ドイツ詩学入門

      著者: 一ノ瀬恒夫

      出版社: 大学書林 1995年

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