ドイツ文学研究基礎1

文学部 - ドイツ文学科

HGL20700

コース情報

担当教員: 中井 真之

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 火4

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

授業参加

30%

レポート

30%

授業内期末試験

授業期間中

20%

詳細情報

概要

ドイツ文学の具体的な作品やテーマに沿って,文芸学の概念,作品を考察する際の観点,資料の検索と利用の仕方,レポート作成の仕方などを学んでいく。授業では講義とともに,指定された課題や研究論文についてのグループ・ディスカッション等も織り交ぜていく。

目標

散文作品を分析するための概念を学ぶ。 資料を検索し利用する仕方を学ぶ。 研究文献を踏まえて,レポートを作成することを学ぶ。

授業外の学習

授業後に授業で扱った内容について復習をすること。 指定された課題をやってくること。 グループ・ディスカッションで指定された研究論文を読み,内容をまとめる。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 導入,授業の進め方,資料の調べ方 (以下のスケジュールは授業の進行状況等により,変更される可能性もある。
  2. 散文作品を分析するための概念 (1) 内容(プロット),素材,主題,構成
  3. 散文作品を分析するための概念 (2) 語りの形式,語りの態度(auktorial)
  4. 散文作品を分析するための概念 (3) 語りの態度(neutral, personal)
  5. テスト
  6. グリムの『メルヒェン集』 グリム兄弟の生涯, 成立・編纂史,メルヒェンの語り手たち
  7. グリムのメルヒェン「赤ずきん」 (1) 各人が課題に関して調べたことをグループ内で共有し合う。
  8. グリムのメルヒェン「赤ずきん」 (2) グリム以前の赤ずきん
  9. グリムのメルヒェン「赤ずきん」 (3) 様々な解釈 レポート執筆の仕方
  10. ゲーテの『若いヴェルテルの悩み』 (1) 若きゲーテと疾風怒濤
  11. ゲーテの『若いヴェルテルの悩み』 (2) 社会批判の観点からの研究
  12. ゲーテの『若いヴェルテルの悩み』 (3) 社会史的観点からの研究
  13. ゲーテの『若いヴェルテルの悩み』 (4) グループ・ディスカッション
  14. グループ・ディスカッションのフィードバック

教科書

授業時に配布する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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