ドイツ文学入門1
文学部 - ドイツ文学科
HGL10300
コース情報
担当教員: 中井 真之
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木2
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
30%
リアクションペーパー
20%
授業内期末試験
授業期間中
25%
中間試験
授業期間中
25%
詳細情報
概要
中世から19世紀リアリズムに至るまでのドイツ文学の流れを,それぞれの時代の歴史的・文化的・社会的背景に照らしながら,概説する。毎回,具体的な作品を取り上げながら授業を進めていく。
目標
中世から19世紀リアリズムまでのドイツ文学史の大きな流れを把握する。それぞれの時代の代表的な作家,作品を学ぶ。
授業外の学習
予習としては,授業で扱う時代,作家,作品について,参考書として挙げた文献における記述を読んでおく。こちらが指定する作品については,日本語翻訳を読むこと。授業後に授業で扱った内容の復習をすること。
所要時間: 190分
スケジュール
- 導入,ドイツ語の言語系統 以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。
- 中世(1)古高ドイツ語文学
- 中世(2)中高ドイツ語文学,叙事詩
- 中世(3)中高ドイツ語文学,叙情詩
- 近世(1)15世紀の文学,16世紀の宗教改革
- 近世(2)16世紀・17世紀の文学
- 中間テスト
- 啓蒙主義 レッシング
- 疾風怒濤 ヘルダー,若きゲーテ
- 疾風怒濤 シラー
- 古典主義 ゲーテ
- ロマン主義 ノヴァーリス
- リアリズム シュティフター
- 期末テスト
教科書
毎回,こちらで用意した資料を配布する。
参考書
増補 ドイツ文学案内
著者: 手塚富雄・神品芳夫
出版社: 岩波文庫 1993年
ドイツ文学史
著者: 佐藤晃一
出版社: 明治書院 2002年
はじめて学ぶドイツ文学史
著者: 柴田翔(編著)
出版社: ミネルヴァ書房 2003年