フランス文学研究入門A
文学部 - フランス文学科
HFL21200
コース情報
担当教員: 博多 かおる
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木3
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
10%
リアクションペーパー
10%
授業内期末試験
授業期間中
40%
中間試験
授業期間中
40%
その他
出席状況は授業参加に含まれています。
0%
詳細情報
概要
フランスの短編小説,詩,劇作品の抜粋を読み,文学の各ジャンルを分析する際にどんなことに着目したらいいのか学びます。受講者は,指示された作業を行い,各トピックの内容を身につけてください。レポートや論文の書き方についても随時学びます。
目標
文学作品の分析の方法の基礎を学び,批評理論にはどのようなものがあるかを知る。自らレポートや論文を書く際にそれを応用できるようになる。レポートや論文を書く際のリテラシーや手法を身につける。
授業外の学習
扱うテキストと関連する文献に関して,予習(100分),復習(90分)に十分取り組んだ上で,授業にのぞんでください。理解できなかったことや疑問については自ら調べ,教員に随時質問をして考察を深めてください。
所要時間: 190分
スケジュール
- 導入,小説の「敷居」,ストーリーとプロット (以下,進行に軽微な変化がありえます)
- 語り手と読者,焦点化:主にモーパッサンの短編小説を例に
- 時間,空間の構築
- 性格と外見,言葉づかい,人物像の構築
- 社会的背景,服飾を読む
- イメジャリー,反復,間テクスト性,メタフィクション
- 中間試験
- 詩の読解1(ボードレール)
- 詩の読解2(ヴェルレーヌ)
- 詩の読解3(ランボー)
- レポートや論文の書き方
- 劇作品の読解1(ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』)
- 劇作品の読解2(ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』)
- 期末試験
教科書
プリントを配布します
参考書
『批評理論入門『フランケンシュタイン』解剖講義』
著者: 廣野由美子
出版社: 中公新書,2005。(Kindle版あり)