英語学習評価論

文学部 - 英文学科

HEL70240

コース情報

担当教員: 白井 龍馬

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 金4

形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

リアクションペーパー

20%

レポート

30%

定期試験

定期試験期間中

30%

詳細情報

概要

この授業では,中学校や高校での英語学習を評価するための体系的知識と実践的技能を育成する。具体的には,(1)言語評価の基本原理の理解 (2)英語の知識(文法・語彙)や技能(読む・聞く・話す・書く)を評価する技法の習得 (3)評価を通して収集した情報を活用する技法の習得 である。これにより,原理に基づく確かな英語学習評価を行う「評価リテラシー」を獲得し,「指導と評価の一体化」を実現できる知識と技能の習得を目指す。毎回の授業でテーマを1つずつ取り上げ,それに関する知識を学習したのち,考えを深めるためのグループディスカッションやタスク(テストや評価タスクの分析・作成など)に取り組む。

目標

● 言語評価の原理を専門知識として理解し,説明できる ● その知見を活用して,様々な方法で中高での英語学習を評価できる ● 評価した情報をもとに,学習者のより良い学びを支援することができる

授業外の学習

1)指定の資料を読むのに毎回1.5時間程度を要する。 2)事前事後課題に毎回1.5時間程度を要する。

所要時間: 3時間

スケジュール

  1. オリエンテーション 学習評価とは
  2. 言語評価の全体像と原理
  3. スピーキングの評価法と実践
  4. ライティングの評価法と実践
  5. リーディングの評価法と実践
  6. リスニングの評価法と実践
  7. 文法と語彙の評価法と実践
  8. 採点の方法と成績のつけ方:良い波及効果を生み出す評価とは
  9. 英語学習評価のためのテスト・タスク作成
  10. 学習指導要領に基づく英語学習評価
  11. 指導と評価の一体化の実践(1)
  12. 指導と評価の一体化の実践(2)
  13. 指導と評価の一体化の実践(3)
  14. 指導と評価の一体化の実践(4)
  15. 期末試験

教科書

指定の教科書はないが,授業中に適宜参照される書籍を各自購入することが望ましい。

    参考書

    書籍情報はありません。

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