英語と社会II

文学部 - 英文学科

HEL70210

コース情報

担当教員: 種市 瑛

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水4

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

授業参加

30%

リアクションペーパー

30%

その他

期末プレゼンテーションを行う。学習内容の理解,提示された考えや根拠などをもとに評価する。総授業数の1/3以上の欠席がある場合,不合格とする。

30%

詳細情報

概要

この授業では,語用論(pragmatics)の主要な概念や理論について学習するとともに日本語や英語の事例を比較,分析することで,社会の中で人々がどのように言語を使用しているのかについて考察を行う。特にことばによって伝達される意味とその理解に注目し,表現と意味,コンテクストの繋がりについて理解を深める。最後に学習した内容を語学教育へ応用する方法について検討する。 授業では全体への説明や解説は最小限にとどめ,個人を基本単位とする演習やペア・グループでのディスカッションやロールプレイなどを中心として活動を多く取り入れることで,学習内容への理解を深めていく。さらに授業内で学んだことを定着させるために,授業外での積極的で自主的な学習も求める。

目標

(1)語用論の主要な概念や理論の基礎知識を修得する。 (2)日本語や英語の言語使用について事例を比較,分析し,その特徴を考察することができる。 (3)学習内容を踏まえ,英語教育への応用方法について自分の考えを提示することができるようになる。

授業外の学習

授業後には,その日の学習事項を振り返り,自分のことばで学習内容を説明できるように復習し,不明な点や疑問点などがあれば自分で調べ,授業時に確認する準備を行う。 また自分や人の言語使用に意識を向け,学習した概念や理論を使い説明する練習をする。興味深いと思ったやりとりは,授業で共有できるように準備をする。 加えて,次の授業のハンドアウトや参考資料を講読するとともに,与えられた課題に取り組み,期限までに提出する。

所要時間: 授業1回あたり190分以上の授業時間外の学習が求められる。

スケジュール

  1. オリエンテーション ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。
  2. ことばと意味(1):導入と基礎学習
  3. ことばと意味(2):発展的学習とディスカッション
  4. 言語行為(1):導入と基礎学習
  5. 言語行為(2):発展的学習とディスカッション
  6. ポライトネス(1):導入と基礎学習
  7. ポライトネス(2):発展的学習事例分析とディスカッション
  8. 前半の学習内容のまとめと事例分析
  9. 事例分析とディスカッション
  10. 語用論と英語教育(1):導入と基礎学習
  11. 語用論と英語教育(2):発展的学習とディスカッション
  12. 学習内容の総復習と期末プレゼンテーション準備
  13. 講義のまとめと期末プレゼンテーション(1)
  14. 講義のまとめと期末プレゼンテーション(2)

教科書

教科書は使用しない。ハンドアウトを配布する。

    参考書

    授業中に随時,必要と思われたり推奨されたりする参考書などを紹介する。

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