受験英語指導研究

概要

本授業では,英語科における⼤学受験指導の要領や通常の授業との区別ないし融合などをテーマに扱う。コミュニカティブな英語教育が求められる⼀⽅で,受験指導にも対応しなければならない現状とその解決法などについて受講⽣とともに考えを深めていきたい。 以下のスケジュールに沿い,講義だけでなく,議論や活動,デモ授業などを取り⼊れた学⽣参加型の授業を⾏う。(問題作成など実務的な項⽬も扱う。)なお,授業計画を含め,下記の事項は変更があり得る。

目標

● 受験英語指導で何が求められているかを把握する ● 受験英語指導で求められている事柄をどう学ぶか判断し実践する⼒を養う ● 受験英語指導で求められている事柄をどう教えるか判断して計画⽴案し実践する⼒を養う ● 受験英語指導を⾏う理由に対して⾃らの意⾒をもつ ● 受験英語指導と通常の授業との区別ないし融合をどう図るかに対して⾃らの意⾒をもつ

授業外の学習

授業の効果を最⼤限に⾼めるため,担当教員より課される事前課題に取り組むことなどを含め,予復習を⼗分に⾏うことが求められる。なお,「未来塾」への参加およびリアクションペーパーの提出を加点要素とする。 (「未来塾」は,本講座の過去の受講⽣の要望に応え,本講義と相互補完的な位置づけで2015年秋に設⽴された,学校や塾・予備校,現役の講師・教師や学⽣といった垣根を越えた勉強会である。年に複数回,現在までに23回開催されている。平素の講義時間では実現することの難しい模擬授業とその後の分析会をはじめ,いくつかの企画を⾏っている。)

所要時間: 190分