ENGLISH STUDIES SEMINAR 2
文学部 - 英文学科
HEL58106
コース情報
担当教員: 町本 亮大
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火5
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
30%
レポート
70%
詳細情報
概要
オスカー・ワイルドは,短編小説のなかでシェイクスピア『ソネット集』批評を展開したり('The Portrait of Mr. W. H.'),芸術論に架空の人物たちの対話という形式を与えたり,創作(creation)と批評(criticism)の境界を曖昧にするポストモダニスト的戦略を先駆ける著述活動を展開しました。このセミナーでは,ワイルドの時代のオクスフォードでカリキュラムに組み込まれたプラトンの著作を想起させる対話体の評論 'The Decay of Lying' と 'The Critic as Artist' (いずれも_Intentions_ [1891]所収)を取り上げ,ワイルドの独創的な芸術論と機知に富む会話の技法について学びます。 毎回の授業は学生の発表を中心に進めます。丁寧に辞書を引きながらテクストの担当箇所を精読してください。
目標
・英文精読能力を鍛える ・自分なりのアーギュメントを組み立てる能力を鍛える ・議論とプレゼンテーションの能力を鍛える
授業外の学習
Wilde文献精読(70分) 発表で用いる他の文献の精読(70分) 復習とレポート執筆にむけたブレインストーミング(60分)
所要時間: 200分
スケジュール
- イントロダクション *以下のスケジュールは,受講者の関心に基づき柔軟に変更します。
- 'The Decay of Lying' 1
- 'The Decay of Lying' 2
- 'The Decay of Lying' 3
- 'The Decay of Lying' 4
- 'The Critic as Artist' 前半1
- 'The Critic as Artist' 前半2
- 'The Critic as Artist' 前半3
- 'The Critic as Artist' 前半4
- 'The Critic as Artist' 後半1
- 'The Critic as Artist' 後半2
- 'The Critic as Artist' 後半3
- 'The Critic as Artist' 後半4
- まとめ
教科書
Moodleで配信します。
参考書
書籍情報はありません。