HISTORY OF THE ENGLISH LANGUAGE 2
文学部 - 英文学科
HEL20511
コース情報
担当教員: 池田 真
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金1
形式: 同時双方向型授業(Zoomなど)
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
10%
授業参加
10%
定期試験
定期試験期間中
80%
詳細情報
概要
英語を言語学的に理解する上で不可欠な音声と語彙に関する知識を体系的に学ぶ。それぞれの概要は以下の通り。 1 英語発音の仕組みを,分節音(母音・子音)と超分節音(音の変化・強勢・リズム・抑揚)に分けて,理論と実践の両面から学ぶ。授業は様々な教材の抜粋を用い,発音練習をしながら,発音のメカニズムや学習法・指導法について理解を深めていく。 2 英語語彙の特徴と変化の原理を,意味および形態に分けて学ぶ。授業では,ポイントの要約と問題演習により基礎知識を固め,オーセンティックな素材の分析を通じて応用力を身につける。
目標
● 英語発音の基本原理を体系的に理解し,説明できる ● 日本人の英語発音の問題点を指摘し,矯正できる ● 英語語彙の構成と特徴を理解し,説明できる ● 英語語彙の史的変化の原理を体系的に理解し,説明できる ● 英単語の語源を専門的辞書の記述を読み取って説明できる ● 上記の知見を発音・語彙の指導,学習,使用に活用できる
授業外の学習
授業で配布したハンドアウトや資料の復習に60分,課題の取組みに30分,関連文献の読解に100分を要する。
所要時間: 190
スケジュール
- 日本人の英語発音
- 超分節音1:ストレス・リズム
- 超分節音2:イントネーション
- 母音の発音1:前舌母音 中舌母音・後舌母音
- 母音の発音2:二重母音
- 子音の発音1:破裂音・摩擦音・破擦音
- 子音の発音2:鼻音・側音・移行音
- 発音記号・音の変化
- 中間試験
- 語彙から見た英語史
- 語源学の原理 1:意味の変化
- 語源学の基礎知識 2:形態の変化
- 語源学の基礎知識 3:グリムの法則・音象徴
- 語源による語彙学習
- 期末試験
教科書
教科書は使わずハンドアウトを配布する。
参考書
書籍情報はありません。