SOPHOMORE SEMINAR 2

文学部 - 英文学科

HEL20450

コース情報

担当教員: 松本 朗

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金3

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

5%

授業参加

5%

リアクションペーパー

30%

レポート

50%

その他

その他は「授業内プレゼンテーション」

10%

詳細情報

概要

この授業は,学生が全学共通科目「思考と表現」で身につけた「読む」・「聞く」・「書く」・「話す」の4つの能力にさらに磨きをかけ,専門知識の獲得を支える英語・日本語の言語トレーニングをより一層強化することを目的とする。 上記のトレーニングを行うに際して,この演習では,「私」が書くとはどういうことかに関する理論的側面を押さえつつ,同時に,自伝,ルポルタージュ,評論,一人称語りの小説等の分析方法を実践的に学ぶ。

目標

この授業は全学共通科目「思考と表現」で学生が身につける「読む」・「聞く」・「書く」・「話す」の4つの能力にさらに磨きをかけ,専門知識の獲得を支える英語・日本語の言語トレーニングをより一層強化することを目的とする。それにくわえて,この演習では,物事を論理的に分析し,考察する方法について学ぶ。具体的には,テクノロジーと社会,文化の関係を分析する方法を学び,将来的に,書物,定期刊行物,インターネットのウェブサイトといったメディアと文化の関係について考察するための基礎力を身につける。また,(i)アカデミックな日本語の書き方,(ii)レポート・論文の書き方,(iii)リサーチの仕方についても実践的に習得する。

授業外の学習

各回の授業で扱われる文献を読んでくること。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. Introduction――なぜ,いま,「私」語りを考えることが重要なのか。
  2. Laura Marcus, “Life Writing”, The Edinburgh Introduction to Studying English Literature (Edinburgh UP, 2010)
  3. Laura Marcus, “Life Writing”, The Edinburgh Introduction to Studying English Literature (Edinburgh UP, 2010)
  4. 言語というシステムーーソシュールの言語学について
  5. ポール・ド・マン
  6. 森崎和江『からゆきさんーー異国に売られた少女たち』(朝日文庫)と批評
  7. 石牟礼道子『苦海浄土』(講談社)と批評
  8. ハンナ・アーレント
  9. スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ他(『ユリイカ』2022年7月号特集)
  10. ユダヤ人の自伝
  11. 学生のプレゼンテーション
  12. 学生のプレゼンテーション
  13. 学生のプレゼンテーション
  14. レポートの書き方

教科書

Moodleに文献を置いておきます。

    参考書

    書籍情報はありません。

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