CRITICAL READING 2

文学部 - 英文学科

HEL20123

コース情報

担当教員: 永富 友海

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水2

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

20%

レポート

30%

授業内期末試験

授業期間中

50%

その他

授業は出席を前提とするので,評価基準には加えていない。課題の提出は必須である(出さないという選択肢はないことを理解してください)。予習を踏まえて授業に臨んでいるかも評価の重要な対象項目となる。

0%

詳細情報

概要

本授業は,短編小説を材料とした文学批評の基本を学ぶことを目的とする。まずは短編小説とそれについての批評文献を精読し,読解の力を養う。と同時に批評の基礎的な用語と概念を学び,一年次のReading & Researchで訓練したパラグラフ・ライティングを生かしながら,短い批評文を各人が作成する。授業中に互いの批評文について論評し合い,そのようにして得たフィードバックを生かしながら議論を推敲して,最終的に完成版を提出する。Reading & Research 2と本授業で学ぶアカデミック・ライティングは,ターム・ペーパー及び卒業論文に直結する知識であるので,積極的な取り組みが求められる。

目標

(1)文学テクストの精読を通して正確な読解能力を身に着ける (2)文学テクストについての批評文献を正確に読み取る能力を習得する (3)批評文献の読解を通して,パラグラフ・ライティングの基礎と文章の論理構成を学ぶ (4) (3)で学んだ知識を生かしながら,文学テクストについての短い批評文を書く訓練を重ねる

授業外の学習

自宅での予習は,電子辞書ではなく,必ず紙媒体の英和中辞典を使用すること。予習なしで授業に臨んだ場合は,授業に参加できていないとみなし,減点の対象とする。授業参加,そのための予習復習,課題作成といった一連の作業は,受講者各人における英語学習のきっかけであり,ほんの一角を成すにすぎないという当たり前の前提を再認識し,積極的かつ地道な取り組みを積み重ねてほしい。

所要時間: 予習,復習,課題作成をふくめて,数時間以上はかけること

スケジュール

  1. Introduction: Critical Readingとは
  2. 短編小説1
  3. 短編小説1+ディスカッション
  4. 短編小説1+ディスカッション
  5. 短編小説1+ディスカッション
  6. 短編小説1についての批評文献1 批評用語・概念(1)
  7. 短編小説1についての批評文献2 批評用語・概念(2)
  8. 短編小説1についての批評文献3 批評用語・概念(3) 批評文を書く
  9. 論評
  10. 短編小説2
  11. 短編小説2
  12. 短編小説2についての批評文献+ディスカッション
  13. 再論評+ディスカッション
  14. まとめ&期末試験

教科書

授業で使用する資料はMoodleを通して配付する

    参考書

    授業中に適宜指示する

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