STRUCTURE OF THE ENGLISH LANGUAGE 1

文学部 - 英文学科

HEL10710

コース情報

担当教員: 小河 舜

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水1

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

定期試験

定期試験期間中

80%

その他

全体の3分の1を超える欠席がある場合単位取得不可。

0%

詳細情報

概要

■ 現代英語には,一般的な文法の知識では説明しきれない特徴が多く存在する。そのような特徴を持つ英語に触れた時,高校までに学習した文法知識が無用であったと思うかもしれない。しかし,これらは現代英語の持つ言語的特徴の豊かさゆえの特徴である。現代英語を深く理解するには,規範となる文法知識を深めること,そして文法が実際の英語でどのように表れ,機能しているかを知る必要がある。また,学校文法で得た知識をさらに細分化して捉えることで,英文法の理解が深まることもある。英語教育に従事しようとする者にとっては,これらの英文法の深い理解が特に重要なものとなる。 ■ 本講義では,学校文法を土台に,英文の深い理解に資する重要な文法項目を取り上げ,実際の英文を使いながら解説する。また,それらの文法項目が実際の英語で使用される時,どのような機能や相違,特徴を生むのかについても,歴史的な発達過程やコーパスによる言語資料を示しながら考察していく。

目標

・規範文法の見解や立場を学ぶことで,中高で学習した英文法の知識をさらに深める。 ・文法の知識を活かして,複雑な英文を読み解くことができるようになる。 ・英語の書き言葉と話し言葉の違いを把握し,英語を正確に理解する文法知識を身につける。

授業外の学習

【予習】(60分程度) ・出された課題に目を通し,自分の文法知識で理解ができない箇所を明確にしておく。 【復習】(130分程度) ・学習した文法項目を自身のノート等を使って確認し,理解を深める。 ・授業で扱われた英文を,学習した文法知識を駆使して理解できるようにする。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. 書き言葉と話し言葉の文法/「英文法」の歴史
  2. 文の要素と品詞
  3. 動詞と文型について1
  4. 動詞と文型について2
  5. 動詞と文型について3
  6. 相当語句
  7. 要素の移動
  8. 補部と付加部
  9. 英語の法・時制・態について1
  10. 英語の法・時制・態について2
  11. 英語の法・時制・態について3
  12. 関係詞の用法
  13. 分詞・不定詞・動名詞の歴史と用法
  14. 冠詞・名詞の用法

教科書

ハンドアウト教材,パワーポイント資料を使用する。関連する資料は適宜授業内で指示する。

    参考書

    • 現代英文法講義

      著者: 安藤貞雄

      出版社: 開拓社, 2005

    • 英文法解説

      著者: 江川泰一郎

      出版社: 金子書房, 1991

    • 英文法を撫でる

      著者: 渡部昇一

      出版社: PHP研究所, 1996

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