教育学特殊講義 V -教育社会史-
総合人間科学部 - 教育学科
HED62800
コース情報
担当教員: 相澤 真一
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
80%
レポート
20%
詳細情報
概要
近現代の教育について,教育社会学の視点から歴史的に著された著作に基づいた講義を行う。この講義により,近現代の教育を教育学,社会学などの視点から多面的にとらえることができるようになることを目標とする。今年度は,社会的選抜,学歴と再生産,世襲の関係に焦点を当てた検討を行う。
目標
・学校教育の歴史についての知識を身に付ける ・学校教育の歴史をより多角的な視点から捉えられるようになる ・近現代学校教育に関する文献が読めるようになる
授業外の学習
毎回の授業で事前講読課題をmoodleにあげ,文献を読み(この文献講読に毎週150分),コメントを書いてくること(この課題の遂行に1週当たり60分)を課題とする。
所要時間: 210分
スケジュール
- イントロダクション・講義の概要説明
- ドーア『学歴社会』
- ドーア『江戸時代の教育』
- 苅谷剛彦『追いついた近代 消えた近代』
- 苅谷剛彦『大衆教育社会のゆくえ』
- 苅谷剛彦『教育と平等』
- 苅谷剛彦『教育の世紀』
- 天野郁夫『試験の社会史』
- 天野郁夫『教育と選抜の社会史』
- 天野郁夫『学歴の社会史』
- 麻生誠『日本の学歴エリート』
- 清水唯一朗『近代日本の官僚』
- 竹内洋『立志・苦学・出世』
- 竹内洋『学歴貴族の栄光と挫折』・全体のまとめ
教科書
講読文献は,毎回の授業の回において記したとおりである。必要に応じて,抜粋をmoodleなどを通じて配布する。
参考書
書籍情報はありません。