国際教育学演習 IV

総合人間科学部 - 教育学科

HED54400

コース情報

担当教員: 杉村 美紀

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火1

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

授業参加

30%

その他

授業での個人研究計画の発表のほか,授業時間以外に個別指導の時間を設け,個々のテーマに即した研究方法を検討する。

50%

詳細情報

概要

各人の研究課題を基に,卒業論文完成を目指して調査分析の実施と論文のまとめを行う。授業では,研究の具体的な方法論と研究計画を検討しながら,参加者各人の問題関心と研究テーマ,研究方法,先行研究の集め方,分析枠組みの決定を相互に議論し検討することにより,卒業論文研究の具体的な進め方を習得することを目標とする。各自が自分で選択した研究テーマにそって,卒業論文をまとめる過程において,人間尊重の教育に関する豊かな実践的イメージ を持つ能力 , 国内外の学校・社会・家庭・企業などで行われている教育的営みと,そこで生じる現象や問題につい て総合的・多角的に考究し,自らの考えを的確に表現する能力を習得する。 なお,本年,この国際教育学演習Ⅳの初回の授業は2023年10月3日(火)5時限となります。授業計画については,国際教育学演習Ⅲ(第4クォーターに実施)との兼ね合いも含めて初回の授業で詳しくお話しますので,履修者は必ず10月3日5時限の授業にご出席ください。

目標

論文作成の構成力,論理力,記述力を高めるとともに,論文発表のための発表力の習得をを目標とする。本授業における到達目標は以下の通りである。 1)すでに春学期から進めてきた各人の研究テーマについて,相互の研究計画の検討を通じて,多角的な視野を習得する。 2)研究論文執筆作業を通じ,構成力,論理力,記述力を習得する。 3)論文の公開発表会を通じ,発表力,表現力とともに,質疑応答に応える技量を習得する。

授業外の学習

1)各自の研究を進め,その成果については,授業以外に,担当教員との個別指導を受け,論文の執筆・進捗状況として報告・検討する。(所要時間100分) 2)研究論文については,教育学科で定められた執筆要領に従いまとめるとともに,論文完成後は,公開発表会を含む成果発表の準備を行う。(所要時間90分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ガイダンス 各人の研究テーマと論文作成のスケジュール
  2. 論文執筆の意義と課題(1):先行研究の分析と研究課題の立て方
  3. 論文執筆の意義と課題〈2〉:論文の作成技術の確認と応用
  4. 先行研究との対比
  5. 研究課題と論文構成
  6. 比較の視点
  7. 結論の組み立て
  8. 論文執筆の技法:
  9. 個人別研究の振り返り(1) 学期途中に,個人研究計画発表を受けて,今後どのような方向性で卒論を進めるかという確認を兼ねた個別面談を,授業時間外に行います。
  10. 個人研究発表(1) 個人研究計画を練り直した最終的な卒業論文計画についての発表を行います。また相互にゼミ生の発表を批評することで,発表スキルを習得します。
  11. 個人研究発表(2) 発表をふまえた卒業論文計画の修正と確定
  12. 個人研究発表(3) 論文準備にかかる質疑応答
  13. 個人研究発表(4) 論文の意義と制約,将来的課題との関連性
  14. 個人別研究の振り返り(2) 秋学期を終えるにあたり,今後の卒論計画を再度見直したうえで,卒論の骨組みを確定します。

教科書

共通文献は特に定めず,参加者個々人の卒業研究との関連を重視し,それぞれの先行研究の分析および検討を行います。

    参考書

    書籍情報はありません。

    © 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.