日本教育史 I
総合人間科学部 - 教育学科
HED20800
コース情報
担当教員: 湯川 嘉津美
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木2
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
15%
レポート
25%
定期試験
定期試験期間中
60%
詳細情報
概要
近世以降の日本の教育の展開をたどりながら,各時代の教育政策,理論,実践および教育課題について歴史的な検討を行う。
目標
1)日本教育史の分野における基礎知識を修得する。 2)日本の教育の歴史的展開について,制度・政策,思想,実践などから多角的に理解することができるようになる。 3)今日の教育をめぐる課題や問題を歴史的視点から捉える力を身に付ける。
授業外の学習
1)近世以降の日本史の知識を必要とするので,事前に各時代の状況について確認の上,授業に臨むこと。 2)授業後,復習して,自分の意見をリアクションペーパーとして提出すること。 3)授業期間中にレポートを課すので,授業内容を踏まえて,レポートのテーマを設定し,参考文献を読んで,自分の考えをまとめること。
所要時間: 190分
スケジュール
- オリエンテーション
- 近世の教育:儒学の教育思想
- 近世における学びの諸相(1)貝原益軒の教育思想
- 近世における学びの諸相(2)中江藤樹の教育思想
- 近世における学びの諸相(3)庶民教育の展開
- 近代教育制度の成立:学制から教育令へ
- 近代学校制度の確立:諸学校令の公布から義務教育制度の成立へ
- 学歴社会の形成と入試競争の激化
- 教育改革運動の展開:世界の新教育運動とその影響
- 大正期新教育運動の進展
- 学制改革と教育機関の拡充:臨時教育会議と学制改革
- 戦時体制下の教育:国民学校の制定と教育の実際
- 戦後教育改革の進展
- ~70年代の教育:経済成長と教育
教科書
毎回資料を配布し,それに従って授業を行う。
参考書
書籍情報はありません。