論理の世界
共通 - 全学共通
GST20010
コース情報
担当教員: 浅見 昇吾
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木1
形式: オンデマンド授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
35%
定期試験
定期試験期間中
65%
詳細情報
概要
論理学の入門講義を行う。証明等々の具体的な作業を通じて,論理的な正しさがどのようなものか,正しい推論とはどのようなものかを理解してもらうことを目標としている。文(命題)というレベルでの推論を中心に扱う。ただし,文(命題)の内部構造まで踏み込み推論の必要性も簡単に紹介する。 なお,授業(動画)の中で具体的な問題を解いてもらうことが多くなる。視聴の際には,動画を一度とめ,自分で問題を解くようにすること。解答に必要な時間は,人によって大きく異なる。その他,練習問題が宿題として課されることがある。
目標
1) 論理的必然性がどのようなものであるかを理解できる。 2) 命題単位の推論の吟味を確実に行えるようになる。 3) 命題論理の証明図を書けるようになる。 4) 命題の内部構造にまで踏み込んだ推論がおおよそどのようなものであるかを理解できる。
授業外の学習
毎回の授業後,以下の学習(合計190分)を行うことが求められる。 ・自筆ノート・メモや講義資料を利用し,講義の内容を要約する(50分) ・授業中に提示された課題,宿題として提示された課題に取り組み,リアクションペーパーを提出する(140分)
所要時間: 毎回所要時間190分程度
スケジュール
- イントロダクション
- なぜ論理学を学ぶのか/自然言語と人工言語
- 命題論理の記号
- 記号化
- 真理表の作成
- 真理表の分析
- 文(命題)単位の推論
- 文(命題)単位の推論と証明
- ブール演算と含意関係を利用した計算
- 隠れた前提という問題
- 背理法の問題
- 文(命題)の内部構造まで考慮した推論の必要性
- 述語論理の言語
- さまざまな論理の世界
教科書
必要に応じてプリントで配付。
参考書
書籍情報はありません。