SDGsの課題と可能性:企業と投資家の視点から
共通 - 全学共通
GSS30280
コース情報
担当教員: 森下 哲朗
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火1
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
その他
プレゼンテーション
詳細情報
概要
国際社会が掲げるSDGsに対して,企業や機関投資家がどう取り組んでいるか,また,企業がどのような課題に直面しているかについての講義を行ったうえで,講義で学んだことを活かしながら,サステナブルな社会の実現に向けた企業・地域の課題についてのグループワーク及びプレゼンテーションを行う。 前半の講義は,ESG,SDGsに関する前提知識について学んだあと,企業からみたESGについて,Environment, Society, Governanceのそれぞれの切り口からの講義を行う。その後,投資家がどのようにSDGsやESGに向き合っているかや,資本市場との関係についての講義を行う。また,実際にSDGsを実践する中小企業をゲストスピーカーとして招き,取組内容を聞く。 後半では,受講者をチームに分けて,各チームで具体的なテーマを設定してもらい,グループで検討結果をまとめ,プレゼンテーションを行う。 受講者数は60名程度を予定している。 講義はりそなグループ(株式会社りそなホールディングス,りそなアセットマネジメント株式会社)により実施される。
目標
企業・投資家という観点からのSDGsのリアリティについての講義を通して,一般的な知識としてのSDGsではなく,それを企業活動や投資の現場で実践していく際の工夫,努力,課題等を具体的に学ぶことにより,SDGsに関する理解を深めるとともに,社会の経済活動の実際や課題の具体例を知る。 また,サステナブルな社会の実現に向けた課題を自ら特定し,情報を整理し,その課題についての具体的な解決策をグループで考え,発表するといったプロセスを経験することによって,社会に出てからも役に立つ実践的な課題解決力を養うことを狙いとする。
授業外の学習
授業の予習・復習に加え,後半ではグループワーク,プレゼンテーションの準備のための時間も必要となる。
所要時間: 190分
スケジュール
- 月16日:オリエンテーション
- 月23日:総論:ESGとSDGsの進展と現状
- 月30日:企業の視点:企業から見たESG(E:環境編)
- 月7日:企業の視点:企業から見たESG(S:社会編①)
- 月14日:企業の視点:企業から見たESG(S:社会編②)
- 月21日:企業の視点:企業から見たESG(G:ガバナンス編)
- 月28日:機関投資家の視点:投資家から見たESGとSDGs
- 月4日:企業実例:SDGs実践企業の登壇
- 月11日:ステークホルダー:CSR調達体感ゲーム「Game of Choice」
- 月18日:グループワークとプレゼンテーション:SDGs達成に向けた課題と解決策(テーマ決め,グループ分け)
- 月25日:グループワークとプレゼンテーション:SDGs達成に向けた課題と解決策(グループワーク)
- 月9日:グループワークとプレゼンテーション:SDGs達成に向けた課題と解決策(グループワーク)
- 月16日:グループワークとプレゼンテーション:SDGs達成に向けた課題と解決策(プレゼンテーション)
- 月23日:グループワークとプレゼンテーション:SDGs達成に向けた課題と解決策(プレゼンテーション)
教科書
特に指定しない
参考書
書籍情報はありません。