現代社会と福祉的課題*
共通 - 全学共通
GSS30190
コース情報
担当教員: 髙山 惠理子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 2クォーター
曜限: 火4, 火5
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
70%
レポート
30%
詳細情報
概要
現代社会におけるジェンダーや児童虐待,子どもの貧困,犯罪・非行等の生活支援を取り巻く諸相などについて問題提起し,担当教員の専門から詳説し理解・考察を深める。 講義は社会福祉学科の教員による輪講である。 講義スケジュールの( )内は担当教員名。 アクティブラーニングとして,グループワークおよびプレゼンテーションを2回程度,他にグループ討議を行う。
目標
1)福祉的課題がどのような社会的構造のもとに生じているか,どのような対応/解決が可能かについて考察を深める。 2)本学の高学年向けの科目として,現代社会における福祉的課題について視野を広げ,上智大学の理念との関連を理解する。 3)データや支援の現状,課題に取り組む現場の声を聞いたりすることによって,そうした課題をリアルなものとして捉えるきっかけとする。
授業外の学習
【予習】 ・各回のテーマに関わる情報を,ニュース,新聞,インターネット,図書,文献,資料などから収集し,自分なりの視点で解釈し理解できるようにすること。MOODLEにアップロードされた資料を読んでおく。(60分程度) 【復習】 ・各回の担当教員が指定したリアクションペーパー等を提出する。(50分程度) ・問題意識を醸成し,学期末レポートを作成するための準備を行う。(80分程度)
所要時間: 190分
スケジュール
- オリエンテーション(鏑木奈津子) ※以下は予定であり,授業の進捗状況等により各テーマの回数等は変更することがありうる
- 「現代社会と福祉的課題」の視座(鏑木奈津子)
- 問題(丸山桂)
- 社会政策とジェンダー(丸山桂)
- 犯罪・非行からの離脱desistance(相良翔)
- 児童虐待の現状と課題(武田玲子)
- 子どもの貧困を考える(新藤こずえ)
- スクールソーシャルワーク入門(新藤こずえ)
- 多様化する現代社会における共生1(平野寛弥)
- 多様化する現代社会における共生2(平野寛弥)
- 老いを支える仕組み(高瀬幸子)
- 幸福な老い―サクセスフル・エイジング(高瀬幸子)
- 振り返りとまとめ(グループワーク)1(高山惠理子)
- 振り返りとまとめ(プレゼンテーション)2(高山惠理子)
教科書
最新の論文や文献を使用するため,現時点では指定せず,授業内で案内する。別途,MOODLE該当箇所の資料ファイルを参照。
参考書
『福祉が世界を変えてゆく』
著者: 伊藤冨士江編著
出版社: 上智大学出版・2017