アフリカにおける開発援助とビジネス展開

共通 - 全学共通

GSS20300

コース情報

担当教員: 大平 和希子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火4

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

20%

リアクションペーパー

50%

レポート

30%

その他

「授業参加」とは,受講態度や授業内活動(ディスカッション,グループワーク,プレゼンテーションなど)への取り組み姿勢を指す。

0%

詳細情報

概要

この授業では,アフリカにおける国際協力分野での援助活動やビジネス事業について,実務者による一連の講義を通じてその実態とともに今後の展望について学ぶ。実務者として,日本のODA実施機関,国際金融機関,民間企業から講師をお招きする。講師によるアフリカにおける開発援助やビジネス展開の具体的事例や課題の提示に基づき,社会貢献のあり方や,ジネスを通じた相互利益や関係構築を学ぶ。また,この授業は,国際協力とビジネスの接点について知り,考える機会でもある。 授業の後半では,学生主体のグループワークによるプレゼンテーションを行い,講師からコメントを得るという実践的な取り組みも行う。

目標

1)開発援助やビジネス展開にかかわる実務者による講義を通じて,アフリカ経済およびアフリカにおける国際協力のあり方を多角的に把握すること,2)グローバル社会の理解において欠かせない「変動と展望」,「発展と協調」について理解することをめざす。 上記1)と2)をふまえたうえで,各回での講師と受講生の質疑応答,あるいは受講生同士のディスカッションの機会を利用し,自ら主体的に考え,理論と実践とを結びつける力を養うことをめざす。

授業外の学習

事前に積極的な学習を進め,アフリカについての基礎知識をできるだけ得ておくように。また,講義期間は,予習として講師により提示された資料等を確認し,授業内で指示した参考文献などを授業後に参照して復習すること。学生主体のプレゼンテーションへも積極的に取り組むこと。

所要時間: 文献などを用いた予習に90分間,授業資料などを用いた復習とリアクションペーパーの執筆やプレゼンテーションの準備に100分間,合計190分間。

スケジュール

  1. イントロダクション:授業の目的と概要〔担当教員〕 *学外から招聘する講師の事情によっては,やむを得ず講義の順番を入れ替えたり,講義をオンラインで行ったりする場合がある。その場合も,原則として,授業自体は通常通り担当教員が教室で行う(自宅などからZoomに接続して授業に参加することはできない)。
  2. 基本講義〔担当教員〕
  3. なぜ日本はアフリカを援助するのか?:人道,合意,政策〔ODA実施機関講師〕
  4. アフリカの開発とTICAD:公的機関としてのアフリカの見方・関わり方と官民連携〔ODA実施機関講師〕
  5. アフリカの状況と国際金融機関の役割〔国際金融機関講師〕
  6. 中間まとめ〔担当教員〕
  7. 民間企業によるビジネス展開 (1)〔民間企業講師〕
  8. 民間企業によるビジネス展開(2)〔民間企業講師〕
  9. 学生プレゼンテーション準備(1)〔担当教員〕
  10. 学生プレゼンテーション準備(2)〔担当教員〕
  11. 学生プレゼンテーション準備(3)〔担当教員〕
  12. 学生発表(1)〔担当教員〕
  13. 学生発表(2)(ODA実施機関講師,国際金融機関講師,民間企業講師,担当教員)
  14. 総括:授業のまとめと目標到達度の確認〔担当教員〕

教科書

特定の教科書は使用せず,毎回の授業内で必要に応じて文献を提示する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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