技術の歴史

共通 - 全学共通

GSS20190

コース情報

担当教員: 長嶋 利夫

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火1

形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

25%

リアクションペーパー

50%

レポート

25%

詳細情報

概要

人間と他の動物との大きな違いとしてよく言われるのが,人間は道具を使うということである.私たちの祖先が道具を使い始めてから,人間はいろいろな技術を開発して生活様式や価値観を変化させてきた.そして,ついに今日では,機械,電気電子,情報などあらゆる分野の技術が私たちの生活を根底から支える時代になった.このまま技術は発展を続けていくのだろうか? そして,我々の生活様式はさらに変化し続けるのだろうか? ここでは,このような技術がどのように発展してきたのか,そして,どのように我々の生活に影響を与えてきたのかを,技術の歴史を通して振り返る.現在,資源の有限性や機械文明の弊害などが叫ばれているが,将来における技術をどのように位置づけていくかを考える材料の一つになれば幸いである. 授業はすべて対面とZoomを使ったオンラインのハイフレックスで実施する。

目標

ギリシャ時代から産業革命を経て,現代までの一連の技術発展の概略をつかむこと。また,いくつかの代表的な技術に関してはその動作原理も理解すること。さらに,現代はインターネットなどの情報技術などを初めとするさまざまな技術的発展が我々の行動様式に大きな影響を与えており,従来の価値観と新しい価値観がぶつかり合っている時代である。これが,特に現代だけの現象ではなく歴史的に人間は常にこのような状況のなかで生きてきたということを実感し,技術的な問題であってもその将来を考える上で過去も参考にできるような知見を得ること。

授業外の学習

予習: 授業は年代順に進めるので,該当する時代に関する歴史的背景の概略をつかんでくることが望ましい。(30分) 復習: 講義の最後に出題する演習問題を解き提出すること(120分) 毎回の講義内容をノートに整理しておくこと(40分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. はじめに
  2. 技術のめばえ
  3. 古代の技術
  4. ギリシャ時代の技術
  5. ローマ時代の技術
  6. 中世ヨーロッパの技術
  7. 中世からルネサンスへ
  8. ルネサンス期の技術
  9. 科学革命・産業革命
  10. 産業革命(続き)(鉄道)
  11. アメリカ産業革命と技術の成長
  12. 航空機
  13. 情報技術
  14. エネルギー

教科書

使用しない.

    参考書

    「科学技術史」に関する教科書

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