企業と社会

共通 - 全学共通

GSS20080

コース情報

担当教員: 工藤 悟志

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木2

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

50%

授業内期末試験

授業期間中

50%

詳細情報

概要

企業は多くの関係者に囲まれ,相互作用しながら事業を運営・展開している。この関係者が「社会」であり「経営環境」である。関係者とは,例えば消費者,供給業者,競合企業,政府機関などである。そこで本講義では「企業と社会」を理解するうえで,まず必要な「企業」について議論し理解する。その後,身近な企業の事例からおもに企業が取り組む社会的事業や社会貢献活動などを通じた「企業」と「社会」との関わり方やその意義,社会からみた企業の役割について議論する。講義内では積極的に議論に参加し自分の考えを発表して欲しい。

目標

①企業が社会のなかで経営活動をおこなうことで直面している経営環境や経営課題を理解する ②企業が取り組む社会的事業,社会貢献活動やソーシャル・ビジネスなどを通じた企業と社会の関わり方とその意義について,社会のなかの企業の役割について理解する

授業外の学習

予習は,掲載されている講義レジュメを見る,参考図書を事前に検討するとともに,関連する企業やビジネス活動におけるトピックやニュースを見て,講義や企業行動への関心を高めることが望ましい。(70分) 復習は,講義中に扱った企業や具体的な企業行動について提示した補助文献や企業のホームページなどから講義内容を検討し理解を深める。(120分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ガイダンス/経営学とは
  2. 企業を学ぶ①:制度としての企業
  3. 企業を学ぶ②:経営組織
  4. 企業を学ぶ③:経営戦略①
  5. 企業を学ぶ④:経営戦略②
  6. 企業を学ぶ⑤:マーケティング
  7. 企業を学ぶ⑥:ビジネスモデル
  8. 企業を学ぶ⑦:製品開発/イノベーション
  9. 社会のなかの企業①:企業の社会的責任
  10. 社会のなかの企業②:企業環境とステークホルダー
  11. 社会のなかの企業③:企業倫理とコンプライアンス
  12. 社会のなかの企業④:企業の社会貢献活動
  13. 社会のなかの企業⑤:ソーシャル・ビジネス
  14. 期末試験

教科書

指定はしない。

    参考書

    講義内で適宜紹介する。

    • 経営戦略入門

      著者: 網倉 久永,新宅 純二郎

      出版社: 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版), 2011

    • 企業と社会―サステナビリティ時代の経営学

      著者: 谷本 寛治

      出版社: 中央経済社,2020

    • 経営学入門 (はじめての経営学)

      著者: 青島 矢一 (著),榊原 清則 (監修)

      出版社: 東洋経済新報社,2022

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