途上国の人間開発

共通 - 全学共通

GSS20040

コース情報

担当教員: プテンカラム ジョンジョセフ

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 金1

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

授業参加

30%

リアクションペーパー

10%

レポート

50%

その他

出席,発表,ディスカッション,レポート/試験によって成績が決まる。 出席を毎回確認する。欠席が3回を超えた場合には,原則として成績評価の対象としない。

0%

詳細情報

概要

本科目,「途上国の人間開発」では,経済開発から人間開発へという発想の転換を学ぶことである。そのために発展途上国の現状を把握したうえで,開発を阻む貧困や環境問題を分析し,これらの問題を克服する新たな概念として,人間開発の思想を考察する。そして,道徳・政治・社会・技術・インフラ・経済などさまざまな諸領域における人間開発を可能にする要件を考える。さらに,人間のベイシックニーズと共に人間の安全保障の考え方をふまえ,21世紀の私たちに求められるSDGsに基づく人間社会を描くことをめざす。

目標

こ授業の目標は,経済開発から人間開発へという 発想の転換を学ぶことである。 人間開発の思想を考察する。 21世紀の私たちに求められる人間社会を描くこ。

授業外の学習

◎ 授業に必要なテキストと参考書の箇所を読む ◎ 発表のための準備 ◎ レポート提出のための準備 (Details will be explained in Class)

所要時間: 授業 1 回あたり 190 分以上

スケジュール

  1. トピック・イントロダクション : 途上国の人間開発
  2. 開発経済学の思想
  3. 発展途上国の現状と問題 ①貧困
  4. 発展途上国の現状と問題 ②環境
  5. 人間開発の思想: ③ 教育
  6. 人間開発を可能にする要件 ④ 道徳; 人権
  7. 人間開発を可能にする要件 ⑤ 政治
  8. 人間開発を可能にする要件 ⑥ 社会
  9. 人間開発を可能にする要件 (7) 技術
  10. 人間開発を可能にする要件 (8) 経済
  11. 人間開発を可能にする要件 (9) 貿易
  12. 人間のベイシックニーズ: (10 人間の安全保障; 衣食住
  13. 途上国のSDGs: (11) SDGs
  14. まとめ: 人間学的開発をめざして

教科書

「人間開発」 For Textbook, please contact the Author

  • 経済開発から人間開発へVol.2「人間開発」

    著者: プテンカラム・ジョン・ジョセフ

    出版社: AFJ出版・2009年

  • 持続可能な開発をめざして

    著者: プテンカラム・ジョン・ジョセフ

    出版社: AFJ出版・2010年

  • Participatory development for Water: Sustainable Human Development Strategy for Environmental Protection

    著者: John Joseph Puthenkalam

    出版社: Loyola Publications, Kerala, 2009

参考書

  • 人間開発レポート 1990-2024

    著者: U.N.D.P

    出版社: 国連開発計画報告書

  • Economic Growth, Democracy and Human Development

    著者: プテンカラム・ジョン・ジョセフ

    出版社: Claretian Publications, Bangalore, 2016

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