経済と環境

共通 - 全学共通

GSS20030

コース情報

担当教員: 堀江 哲也

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月2

形式: オンデマンド授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

定期試験

定期試験期間中

100%

その他

宿題が課されますので,解いてください。 授業に関わるすべての課題について,いかなる剽窃も,大学の方針に従って対処します。

0%

詳細情報

概要

本講義では,初級レベルのミクロ経済学理論に基づいて,環境問題の理解を深め,問題解決に向けた規制・政策の効果と設計方法について学びます。講義の後半には,前半に学んだ基礎知識を応用し,現実に実施されている廃棄物政策,自動車排出規制,地球温暖化政策及びエネルギー政策についての解説を行います。 オンデマンドのビデオは,Moodleに載せますので,Moodleの「経済と環境」に授業開始日までに登録してください。ビデオの掲載期間は,1週間とします。分からないことがあれば,[email protected]に連絡してください。

目標

環境,資源,生態系にかかわる問題を,どのように経済学を用いて説明することができるのかを学ぶことが第1の目標です。次に,これらの問題へ経済学がどのような解決策を与えてくれるのかを学ぶことが第2の目標です。最終的な目標は,新聞やニュースで身近な環境,資源,生態系にかかわる問題を目にしたときに,「経済学からどのようにとらえることができるのか?」と考える癖を学生に身につけさせることです。

授業外の学習

190分(予習60分 復習130分)が必要です。

所要時間: 190分(予習60分 復習130分)

スケジュール

  1. イントロダクション
  2. 公害問題の歴史
  3. 公害問題から環境問題へ
  4. 経済発展と環境問題
  5. 初歩的なミクロ経済学の学習(消費者)
  6. 初歩的なミクロ経済学の学習(生産者)
  7. 初歩的なミクロ経済学の学習(市場均衡)
  8. 環境問題と市場の失敗
  9. 政策手段の選択—環境税か,規制か,補助金か
  10. 環境問題は交渉によって解決できるか
  11. 排出量取引制度
  12. ごみ処理手数料有料制の有効性とごみ排出量の減量化
  13. 大気汚染問題
  14. 地球温暖化問題

教科書

ニック・ハンレー (著), ジェイソン・ショグレン (著), ベン・ホワイト (著), 田中勝也 (翻訳)『環境経済学入門』2021年,昭和堂

    参考書

    書籍情報はありません。

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