教養としてのインテリジェンス-国際情報リテラシーの課題と方法-

概要

社会の情報化が進展するなかで,私たちは,社会生活のさまざまなところで,情報を読み解く能力,使いこなす能力が求められる場面が増えている。他方において,情報の戦略的展開に基づく意思決定や対応が,個人のみならず,組織や企業体,国家に強く求められる状況がある。このように,行動のための戦略的情報(Information)としての「インテリジェンス」の重要性を説く声は,近年,特に強まっている。 本講義では,社会の情報化とインテリジェンスの歴史的展開と今日的意味を,メディア・コミュニケーション,外交,経営,教育といった社会科学の領域から,具体的な事例を取り上げつつ検証する。その上で,現代人が身に着けるべき教養としての情報の戦略的な分析,活用の基礎を学ぶ。 本講義は,CREとの連携講座である。

目標

インテリジェンスに関する基礎的理解

授業外の学習

指定された基本文献による知識の確認

所要時間: 190分(予習:80分事前提供資料の確認等,復習:講義内容の理解110分)