開発経済学

共通 - 全学共通

GSP30080

コース情報

担当教員: 樋口 裕城

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 火3

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

授業参加

80%

授業内期末試験

授業期間中

20%

その他

授業参加には,予習ノートの提出,授業への出席,GDへの貢献が含まれます。

0%

詳細情報

概要

開発途上国が抱えている問題は多岐にわたり,その解決のためには分野横断的な視点が必要となります。しかし,分野横断的な課題を,ある体系⽴てられた特定の思考法に基づいて分析していくことで,⾒えてくる実態もたくさんあります。 この授業では,ストーリー仕⽴てで書かれた開発経済学の⼊⾨的テキストを⽤い,開発途上国が抱える諸問題やそのメカニズム,貧困削減に必要な戦略を,経済学の諸理論や実証分析の結果に基づきつつ学習します。経済学の考え方や概念はその都度説明しますので,経済学の前提知識は必要としません。 講義と2回のグループディスカッション(GD)を1セットとして進めます。GDの週には,受講生は講義の復習をして教科書の指定箇所(各章20ページ程度)を事前に読み,授業前日までに予習ノート(宿題)を作成して授業に臨むことが求められます。 宿題と出席,ディスカッションへの積極的な参加ができない受講生は単位の修得が困難となるので注意してください。

目標

1.開発途上国が抱えている問題に対する実態認識を深める 2.その問題の解決に向けた開発・援助政策のあり⽅を考える

授業外の学習

講義の内容を復習し教科書を読んだ上で,予習ノートを作成して授業に臨むことが求められるほか,授業で扱ったトピックの理解を深めるために,授業中に紹介する参考⽂献を⾃発的に学習することが期待されます。具体的には毎週,授業の復習(30分),教科書の熟読(40分),予習ノートの作成(120分)程度の学習を求めます。

所要時間: 授業1回あたり190分以上。

スケジュール

  1. ガイダンス ※授業の進捗状況等によって講義スケジュールには若干の変更がありえます。
  2. 講義1
  3. GD︓第1章 農業
  4. GD︓第2章 農村信⽤市場
  5. 講義2
  6. GD︓第3章 教育と健康
  7. GD︓第4章 労働移動
  8. 講義3
  9. GD︓第5章 経済成⻑と⼯業化
  10. GD︓第6章 技術移転
  11. 講義4
  12. GD︓第7章 開発⾦融
  13. GD︓第8章 開発援助
  14. 持ち帰り期末試験

教科書

第2週の授業までに各自で購入してください。

  • ストーリーで学ぶ開発経済学:途上国の暮らしを考える

    著者: ⿊崎卓・栗⽥匡相

    出版社: 有斐閣・2016年

参考書

書籍情報はありません。

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