中国古典入門 III
共通 - 全学共通
GSP21650
コース情報
担当教員: 福井 辰彦
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水1
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
その他
小課題:40% 試験:60% ※10回以上の出席,8回以上の小課題提出,最終回の試験受験を単位認定の必須条件とする。
100%
詳細情報
概要
日本の文化・文学は,中国や朝鮮の文化・文学から,極めて強い影響を受けてきた。 本講義では,そうした両者の深い関係について,各時代にわたる具体的な事例に触れつつ学んでゆく。偏狭なナショナリズムや被害妄想的な陰謀論にとらわれることなく,より広く深い視点から,「この国のかたち」や隣国との関係を考え直す一助となればと願う。 毎回,授業内容に関わる小課題を出す。 10回以上の出席,8回以上の小課題提出,最終回の試験受験を単位認定の必須条件とし,小課題と試験により成績評価を行う。
目標
・日中,日朝の文化・文学がいかに深く結びついているか理解する。 ・講義で学んだことを元に,自ら考察・調査する能力を身につける。 ・調査・考察の結果を適切に記述する能力を身につける。
授業外の学習
・毎回,授業内容に関わる小課題を課す。(80分) ・試験では,授業で触れた書物・人物・事項等について問い,また資料で扱った作品・資料の内容や相互の関係等について論述してもらう。 ・したがって,書物・人物・事項等で分からないものがあれば,各自辞書・事典・専門書などを使って調べること。(60分) ・また作品・資料については,分からない語句などがあれば辞書類で調べ,内容が理解できるようにしておくこと。(60分)
所要時間: 200分以上
スケジュール
- 講義の概要,進め方,注意事項
- 和歌と中国文学1
- 和歌と中国文学2
- 物語と中国文学
- 説話と中国文学
- 俳諧と中国文学
- 日本文学としての漢詩1
- 日本文学としての漢詩2
- 日本文学としての漢詩3
- 漢詩文から見た日朝交流1
- 漢詩文から見た日朝交流2
- 近代文学と中国文学1
- 近代文学と中国文学2
- 試験,まとめ
教科書
資料を配付する。
参考書
講義において紹介する。