身のまわりの化学

共通 - 全学共通

GSP21600

コース情報

担当教員: 鈴木 教之

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火2

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

定期試験

定期試験期間中

30%

中間試験

授業期間中

30%

小テスト等

20%

その他

小テストの受験は各講義の受講を前提とする。

0%

詳細情報

概要

現代の豊かな生活は化学の力により支えられている。衣食住だけでなく,車,パソコン,携帯電話,化粧品,医薬品など,いずれも化学製品なしに生産することはできない。 化学は物質を扱う学問である。生活の中の身近な現象や化学製品を物質の性質・状態と関連付けて考えることで,私たちの生活における化学の役割を理解する。 全学共通科目カリキュラムポリシー項目5に該当し,基礎科学とくに化学に関する学習機会を提供する。

目標

周期表と原子とそのイオンについて説明できる。 化学結合について材料の特性に関連づけて説明できる。 物質の三態を身近な例に例えて説明できる。 物質の酸化と還元について説明できる。 有機化合物と無機化合物を区別できる。 簡単な炭化水素化合物の構造式が書ける。 環境問題と化学物質について例を挙げて説明できる。 身近な生活で利用されている化学物質を挙げることが出来る。 物質の化学反応による日常に観察できる現象を挙げられる。

授業外の学習

(予習70分)授業スケジュールに従い進めていくので,対応する資料を読み予習することを勧める。(復習120分)適宜,講義内容の資料を配布するので復習に役立ててほしい。小テストを実施した場合は模範解答と自身の答案を比較して復習する。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ガイダンス 物質の基礎I / 物質を形作るもの(原子とイオン)
  2. 物質の基礎II / 原子・イオンをつなぐ(化学結合)
  3. 物質の基礎III / 原子・イオンを積み上げる(結晶とアモルファス)
  4. 物質の特徴I / 溶ける,凍る,蒸発する(物質の三態)
  5. 物質の特徴II / 変形する,電気を流す(化学結合と材料物性)
  6. ものづくりI / 金属材料の作り方(金属精錬,酸化還元反応)
  7. ものづくりII / セラミック・ガラス材料の作り方(固相焼結,物質拡散)
  8. 中間試験
  9. 無機化合物と有機化合物/石油化学工業
  10. 有機化合物の構造/燃料と二酸化炭素
  11. 炭素の多重結合/界面活性剤(洗剤・化粧品など)
  12. 官能基と有機化合物の性質/プラスチック
  13. 有機化合物の反応/漂白剤と酸化反応
  14. 有機化合物の反応と触媒/化学技術と地球環境
  15. 期末試験

教科書

特に使用しない

    参考書

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