社会と法

共通 - 全学共通

GSP21530

コース情報

担当教員: 矢島 基美

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木4

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

20%

レポート

30%

定期試験

定期試験期間中

50%

詳細情報

概要

法は,ときに私たちが気づかないまま,私たちの社会を支え,私たちの生活を取り巻くように存在しています。それは,法が社会において欠かせない存在であることを示しているといえます。 この授業では,そのような法の存在や役割に目を向けつつ,一般的かつ全般的な解説を施します。そのうえで,いくつかの観点から,実際に生じている身近な法律問題を取り上げ,検討してみます。

目標

この授業では,次のようなことを目標にしています。 ①社会のなかの法の存在に気づき,その状況を認識すること ②法の成り立ち,役割ないし機能について理解すること ③身近な法律問題に取り組み,検討してみること ④これらを通じて法的思考に触れ,論理的な思考や議論ができるようになること

授業外の学習

あらかじめレジュメに目を通して授業に臨むこと。授業では,必要に応じて参考文献等を示すので,みずからの関心に合わせて読んでみること。また,社会で話題となっている問題に関心を寄せ,法学的な視点から考えてみること。

所要時間: 1回の授業につき,全体で3時間10分程度はあててください。

スケジュール

  1. イントロダクション:法を学ぶことの意味
  2. 法とは,どのようなものか。〔法の本質〕
  3. 法は,どのようなものとして存在しているのか。〔法の存在形式ないし法源〕
  4. 法は,どのように生まれ,発展してきたのか。〔法の生成と展開〕
  5. 法は,日本においてどのように展開してきたのか。〔日本法制史の一断面〕
  6. 法は,文化とどのようにかかわるのか。〔法文化論〕
  7. 法は,どのように実現されているのか。〔法と裁判〕
  8. 法は,どのように用いられているのか。〔法の解釈と適用〕
  9. 法は,私たちの生活とどのようにかかわるのか(1)〔国民として〕
  10. 法は,私たちの生活とどのようにかかわるのか(2)〔住民として〕
  11. 法は,私たちの生活とどのようにかかわるのか(3)〔市民として〕
  12. 法は,私たちの生活とどのようにかかわるのか(4)〔経済人として〕
  13. 法は,私たちの生活とどのようにかかわるのか(5)〔犯罪者として〕
  14. 法は,私たちの生活とどのようにかかわるのか(6)〔死刑囚として〕

教科書

テキストは,特に指定しません。

    参考書

    参考書は,初回の授業で紹介・説明するほか,各回の授業内容に応じて適宜,紹介します。

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