情報フルエンシー(電気回路・電子回路)
共通 - 全学共通
GSP21460
コース情報
担当教員: 林 等
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月3
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
レポート
その他
単元毎の演習成果や提出課題,出欠を総合評価する。提出課題を3回以上未提出の場合は不合格となる。また,欠席を3回以上した場合は不合格となる。第1回目は出欠をとらない。
詳細情報
概要
・教材提供や資料の掲示,課題提出,出欠にはMoodleを使用するので,授業受講にあたっては,Moodleでコースの登録を済ませておくこと。 履修登録とは連動していないので,各自で別途登録が必要である。 本講義では,Microwave Officeを使用します。 パソコンやスマートフォンによる情報利用技術は,ほとんどの人々の生活に不可欠な存在となっている。 本講義では,パソコンやスマートフォンで使用されている「電気回路・電子回路」について,「電気回路・電子回路」の設計と,そのシミュレーション手法を身につけることを目的とする。 具体的には,最先端のマイクロ波回路/電磁界解析シミュレータ及び無線通信システム設計シミュレータを使用し,基本的な回路のサンプルを用いた演習を主とした授業を行う。 この科目は全学共通教育におけるカリキュラム・ポリシーにある,「展開知カテゴリー」の分野に対応する。
目標
「電気回路・電子回路」の基本的なシミュレーションを行わせることを通じて,パソコンやスマートフォンで使用されている「電気回路・電子回路」についての基礎的な事項を十分に理解させることを目指す。 ディプロマ・ポリシーに係る共通事項に掲げる「他者のために,他者とともに生きる人間」としての幅広い視野と外国語を運用する能力を身につける。
授業外の学習
【予習】(所要時間:各回110分程度) ・教材の内容に目を通して,内容と疑問点を把握しておく。 【復習】(所要時間:各回80分程度) ・指定された課題に取り組む。
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション シミュレータによる電気回路の設計(その1) 基本操作
- シミュレータによる電気回路の設計(その2) フィルタ作成,グラフ
- シミュレータによる電気回路の設計(その3) 測定,解析
- シミュレータによる電気回路の設計(その4) 最適化,レイアウト設計,電磁界解析
- シミュレータによるアンテナの設計(その1) ダイポールアンテナ
- シミュレータによるアンテナの設計(その2) 折り返しダイポールアンテナ
- シミュレータによるアンテナの設計(その3) 3次元放射パターン
- シミュレータによるマイクロ波回路の設計(その1) バラン
- マイクロ波回路のレイアウトの設計(その1) レイアウトの基本
- マイクロ波回路のレイアウトの設計(その2) 増幅器
- 無線通信システムの設計(その1) 変調器
- 無線通信システムの設計(その2) 復調器
- 総合演習(その1) 資料作成
- 総合演習(その2) 資料作成
教科書
下記参照
図でよくわかる 電子回路
著者: 篠田庄司
出版社: コロナ社・2015年
参考書
ポイントマスター 電子回路 トレーニングノート
著者: 田丸雅夫
出版社: コロナ社・2013年