国際協力概論-日本による開発援助の潮流と仕組み-
共通 - 全学共通
GSP20860
コース情報
担当教員: 大平 和希子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
20%
リアクションペーパー
50%
レポート
30%
その他
「授業参加」とは,受講態度や授業内活動(ディスカッション,グループワーク,プレゼンテーションなど)への取り組み姿勢を指す。
0%
詳細情報
概要
この授業では,国際協力分野に関する入門的な講義を受けながら,各自で国際協力について考えていく。国際協力に様々なかたちで関わっている講師を迎え,実践的な事例から,国際協力について多面的な理解を深める。授業の最後には,受講者それぞれが考えたことを共有する機会もある。
目標
まず,国際協力に携わるために必要となる能力や知識に加え,国際社会における情報の集め方や扱い方,論理的に説明する力など多角的な理解力を習得する。さらに,国際協力分野で実際に働く際に必要となる心がまえや考え方を学ぶことを通して,各自で国際協力について考察することをめざす。
授業外の学習
日頃から国際協力に関するニュース等に触れるだけでなく,講義内容で扱った内容と自分の専門性とのつながりについて,授業時間外に調べたり考えたりすることで,自分なりの視点をもつように努めること。また,毎回の講義テーマについてのリアクションペーパーにも,授業終了後,期日までに取り組むこと。
所要時間: 文献などを用いた予習に90分間,授業資料などを用いた復習とリアクションペーパーの執筆に100分間,合計190分間。
スケジュール
- イントロダクション:授業のオリエンテーションと導入〔担当教員〕 *学外から招聘する講師の事情によっては,やむを得ず講義の順番を入れ替えたり,講義をオンラインで行ったりする場合がある。その場合も,原則として,授業自体は通常通り担当教員が教室で行う(自宅などからZoomに接続して授業に参加することはできない)。
- 国際協力とは?:自分の考えを見出す〔担当教員〕
- 国際協力のDX(デジタルトランスフォーメーション)〔JICA講師〕
- 共創のはじめの一歩:対話を通じて自分を知り,相手を知る (Appreciative Inquiry手法を使って)〔JICA講師〕
- スポーツと国際協力:ジェンダー平等・女性のエンパワメント〔JICA講師〕
- 国際政治・安全保障とODA〔JICA講師〕
- シリア難民留学事業:シリアと日本の架け橋〔JICA講師〕
- 前半のまとめ:第7回までの理解の確認とプレゼンテーションに向けた準備〔担当教員〕
- 感染症・保健衛生〔JICA講師〕
- 国際教育開発・協力〔本学グローバル教育センター梅宮直樹氏〕
- JICAの防災協力〔JICA講師〕
- 国際協力における「共創」と「革新」〔JICA講師〕
- 学生企画セッション:有志によるプレゼンテーション〔担当教員〕
- 総括:授業のまとめと目標到達度の確認〔担当教員〕
教科書
特定の教科書は使用せず,毎回の授業内で必要に応じて文献を提示する。
参考書
書籍情報はありません。