アフリカ研究入門

共通 - 全学共通

GSP20740

コース情報

担当教員: 宮内 洋平

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水3

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

授業参加

10%

授業内期末試験

授業期間中

40%

小テスト等

50%

その他

3分の2以上の出席が最低条件です。

0%

詳細情報

概要

グローバル資本主義の席巻,開発,紛争,気候変動,食糧難や感染症といったさまざまな苦難にさらされながらも,アフリカの人びとは独自の文化と創意工夫,紐帯によって乗り越えようとしてきました。本授業は観光,先住民,自然保護,感染症,教育,ポピュラーアート,在来農業,牧畜文化,都市,携帯電話,SNS といった具体的なトピックからアフリカの現在を紹介します。

目標

日本から距離的には遠いアフリカですが,アフリカの抱える問題は,同時代に生きる私たち自身の問題でもあります。本授業は 現代アフリカ社会を人類学と地理学の視点を中心に多角的に考察し,アフリカ理解を深めることを目標とします。アフリカの文化を学ぶことを通して,現代社会が直面する諸問題を第三者に説明できるようになることが期待されます。

授業外の学習

予習(配布資料の精読等)(60分) 復習(毎回講義の資料の精読および講義ノートの整理)(60分) アフリカに関する情報を収集整理して知見を広げること(70分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. イントロダクション: アフラシアの時代を考える
  2. 先住民と観光
  3. 自然保護と地域住民
  4. 感染症から考える自然と人間
  5. 在来農業と開発
  6. 土地収奪と牧畜民
  7. 資源と紛争
  8. 廃棄物のオフショアリング
  9. アフリカの文学と映像作品
  10. アフリカのアートと音楽
  11. 都市化とスラム化
  12. 携帯電話によるコミュニケーション革命
  13. SNSとポリティクス
  14. 授業内試験

教科書

ムードルに授業資料をアップロードする。

    参考書

    参考文献は各テーマに沿って授業中に提示する。

    • アフリカを学ぶひとのために

      著者: 松田素二編

      出版社: 世界思想社・2023年

    • ようこそアフリカ世界へ

      著者: 遠藤貢・阪本拓人編

      出版社: 昭和堂・2022年

    • 世界地誌シリーズ8 アフリカ

      著者: 島田周平・上田元編

      出版社: 朝倉書店・2017年

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