社会学

共通 - 全学共通

GSP20691

コース情報

担当教員: 田村 公人

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水5

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

40%

レポート

60%

その他

リアクションペーパーは,毎回の授業の出欠確認を兼ねます.また,提出回数と内容を重視します.内容の目安は授業内でお伝えします.レポート試験は,最終レポートのみとします.最終レポートは,内容と分量を重視します.分量の目安は授業内でお伝えします.最終レポートの課題は,授業時間内にてお伝えします.

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詳細情報

概要

本授業は,全学共通科目として開講される点,授業期間が半期となる点双方を勘案し,コンパクトな社会学の入門的な内容となるよう,授業を計画しています.具体的には,授業の前半では,社会学の歴史と展開,社会学史上の巨人の業績をいくらか取り上げつつ,社会学という学問のアウトラインを学びます.そして,中盤からは,様々なテーマに関する社会学の業績を取り上げつつ,検討を重ねることを通じて,社会学的かつ複眼的な洞察力を深めていければと考えています.社会学の基礎的な素養を身につけていただくことを本授業の目的としています.

目標

・社会学の基礎的な視点を身につけることができる. ・社会学の視点から,現代日本の様々な社会事象について洞察することができる. ・多様な他者の存在を理解し,かつ,多様な他者と共存する社会の形成に向けて,社会学の視点を活かした提案を行うことができる.

授業外の学習

予習 ・教員の指示にしたがい,次回の授業範囲に関連する専門用語の意味を調べ,かつ,予備知識を得ておいてください. 復習 ・授業時に記述したリアクションペーパーの内容を真摯に再検討するとともに,最終レポート課題に向けての準備作業も兼ね,教員が指示した授業内容に関連する参考文献を精読しつつ,自分なりの考察をノートにまとめてください.

所要時間: 予習(50分以上),復習(140分以上)

スケジュール

  1. イントロダクション――社会学は「社会」の授業と何が違うのか? 「※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる」
  2. 社会学の成立と展開
  3. デュルケームの社会学
  4. ウェーバーの社会学
  5. 社会学は都市をどのように考えるか?
  6. 社会学は家族をどのように考えるか?
  7. 社会学はジェンダーをどのように考えるか?
  8. 社会学は自由をどのように考えるか?
  9. 社会学は労働をどのように考えるか?
  10. 社会学は格差をどのように考えるか?
  11. 社会学は夢追いをどのように考えるか?
  12. 社会学は平成時代をどのように考えるか?
  13. 社会学は平成時代をどのように考えるか?
  14. まとめ

教科書

使用しません.

    参考書

    授業内にて,適宜,指示します.下記に,その一部として3冊を紹介しておきます.

    • マックス・ウェーバー入門

      著者: 牧野雅彦

      出版社: 平凡社新書・2006年

    • 希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く

      著者: 山田昌弘

      出版社: ちくま文庫・2007年

    • 平成時代

      著者: 吉見俊哉

      出版社: 岩波新書・2019年

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