身近な物理
共通 - 全学共通
GSP20590
コース情報
担当教員: 桑原 英樹
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火2
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
20%
レポート
60%
小テスト等
20%
その他
レポート提出,リアクションペーパー,小テストによって評価を行う。詳細は初回の講義で説明する。
0%
詳細情報
概要
日常に見られる現象について,物理学の目で見た解釈を講義する.生活の中にはおもしろい物理が沢山あるので,毎回いくつかの話題を取り上げて皆で考えながら,講義を進めていく.具体的には,熱の物理,光の物理,音の物理,電気製品の物理,スポーツの物理,自然の中の物理,エネルギー問題,人工知能,先端材料などをテーマとして取り上げる.また,身近でないテーマ(宇宙,量子力学など)もいくつか話題にする. 授業実施方法は全て対面授業方式で行う。教材提供や資料の掲示,課題提出にはMoodleを使用するので,授業受講にあたっては,Moodleでコースの登録を済ませておくこと.履修登録とは連動していないので,Loyola「授業掲示板」に掲出されたMoodle登録キーを使って,各自で別途登録が必要である.
目標
身近な物理を通して,物理的な考え方と物理の面白さを理解することを目標とする.全学共通科目のポリシーに含まれる「視座」に関して,科学の目を通して身につけることを目標とする.
授業外の学習
復習に必要な時間の目安は2時間程度。また,全部で4回程度のレポート(リアペ)提出があり,各レポート(リアペ)作成に必要な時間は6~10時間程度である。
所要時間: 190分
スケジュール
- 電磁波について,熱の物理(1),電子レンジ
- 熱の物理(2),冷蔵庫・エアコン,コリオリの力
- 原発原爆について1
- 原発原爆について2
- 資源問題
- 物理と人工知能1
- 物理と人工知能2
- フラクタル物理
- スポーツの物理,飛行機の原理,光について
- 音について,色について
- アナログとデジタル,メモリー
- 物理と単位,偏光・偏極
- 非接触型体温計,熱電変換材料
- 全体のまとめ
教科書
Moodleを使って資料を配付する
参考書
人に話したくなる物理 -身近な10話-
著者: 江馬一弘
出版社: 丸善・2006
光とは何か
著者: 江馬一弘
出版社: 宝島社・2014
きほんの”き” 2時間でわかる身近な物理
著者: 江馬一弘,中村俊宏
出版社: PHP研究所・2016