経済学

共通 - 全学共通

GSP20320

コース情報

担当教員: 青木 研

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水1

形式: 同時双方向型授業(Zoomなど)

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

レポート

40%

定期試験

定期試験期間中

60%

詳細情報

概要

経済学には,需要供給曲線,IS-LM曲線など様々な「X(クロス)」が登場する。そして,これらの「X(クロス)」の中には,経済学的な考え方のエッセンスがあると言っても過言ではない。この講義では,いくつかの「X(クロス)」を,現実の経済現象を理解する道具として用いてみる。経済学とはどのようなものか理解すると同時に,経済学の道具を用いることで,様々な社会問題が生じる原因や問題解決のための有効な対策などを考えられるようになることを目標とする。講義は,基礎的事項の講義だけでなく,受講生自身が仮想的な市場取引に参加することなどによっても進めていく。また,受講生は講義に関連した内容のニュースや社会問題を探し,学んだ知識を応用してレポート(4回)を作成する。

目標

ミクロ経済学の分析に共通する視点を理解できる 人々の行動をインセンティブの面から考えられる ミクロ経済学を用いた政策分析を理解できる

授業外の学習

1) 次回授業範囲の教科書をあらかじめ読み,内容を理解した上で授業に出席する。(70分) 2) 授業後に授業の内容をまとめたノートを作成し,練習問題を解く。(70分) 3) 指示された内容についてレポートを作成する。(50分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ガイダンス
  2. 需要と供給
  3. 需要曲線:限界で考える
  4. 供給曲線:限界で考える
  5. 需要と供給:比較静学(1) 需要・供給曲線のシフトと均衡の変化
  6. 需要と供給:比較静学(2) 比較静学の応用
  7. 需要と供給:余剰分析(1) 消費者余剰の考え方
  8. 需要と供給:余剰分析(2) 生産者余剰の考え方
  9. 需要と供給:余剰分析(3) 総余剰最大の意味
  10. 需要と供給:余剰分析(4) 市場への介入と総余剰の変化
  11. 市場の失敗(1) 外部性
  12. 市場の失敗(2) 外部性があるときの市場の失敗
  13. 市場の失敗(3) 外部性の内部化
  14. 市場の失敗(4) その他市場の失敗の原因

教科書

講義内で教科書の該当する章を案内する

  • ミクロ経済学 Expressway

    著者: 八田達夫

    出版社: 東洋経済新報社 2013

参考書

  • マンキュー 入門経済学

    著者: グレゴリー・マンキュー

    出版社: 東洋経済新報社 2008

  • 入門|経済学(第3版)

    著者: 伊藤元重

    出版社: 日本評論社 2009

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