教養としての経済知識
共通 - 全学共通
GSP20311
コース情報
担当教員: 岡崎 哲郎
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水1
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
定期試験
定期試験期間中
100%
詳細情報
概要
現実の経済問題は多岐に渡り,しかも構造が複雑です。そこで,経済問題を考察するためには,経済学の基本的な内容を正確に理解することが,結果的には近道となります。この授業では,経済学の基本原則を体系化したものである,ミクロ経済学・厚生経済学・マクロ経済学の内容を,できるだけ簡単な設定を用いて説明します。
目標
経済学の基本原則を理解することによって,現実の経済問題を考える際の適切な思考枠が形成され,社会の問題について主体的に考察・分析する出発点が得られることを目標とします。
授業外の学習
講義は,全て教科書に従っています。シラバスに各週の講義予定が記されていますから,予習として,教科書の該当箇所に目を通すことを可能な範囲で実行しておいてください(各回70分を目安)。復習は必須とします(各回120分を目安)。パワーポイント資料に,復習項目と演習問題がありますから,それらに取り組んでください。
所要時間: 190
スケジュール
- 経済学の考え方;需要と供給
- 需要曲線と供給曲線;完全競争市場
- 需要曲線と供給曲線のシフト
- 価格弾力性
- 消費者余剰・生産者余剰
- 完全競争市場の経済構造;規制と経済厚生
- 課税と経済厚生
- 市場の失敗
- 公共財
- マクロ経済の活動の概略;貯蓄・投資バランス
- 労働市場・資金市場
- マクロ経済の均衡
- 貨幣とマクロ経済
- マクロ経済と市場機構
教科書
授業は全て教科書に従って展開されます。
経済学のススメ
著者: 岡崎哲郎(編著)
出版社: ミネルヴァ書房・2012年
参考書
書籍情報はありません。