憲法

共通 - 全学共通

GSP20290

コース情報

担当教員: 巻 美矢紀

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 火3

形式: 同時双方向型授業(Zoomなど)

レベル: 200

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

定期試験

定期試験期間中

100%

その他

定期試験は,選択式問題50%,論述式問題50%。

0%

詳細情報

概要

ニュースなどで取り上げられるような,教員や市民として理解することが望ましい憲法判例や憲法問題について,掘り下げて解説する。

目標

憲法問題の重要なポイントについて理解し,説明することができる。

授業外の学習

予習として,Moodle掲示のレジュメに目を通しておく。 復習として,教科書およびMoodle掲示の参考文献を読み,レジュメの理解を深める。

所要時間: 予習30分,復習160分

スケジュール

  1. イントロダクション 立憲主義の概要,および,憲法判例を理解する前提となる,違憲審査制の概要などについて解説する。
  2. 司法権とその限界について解説する。
  3. 違憲審査の限界について解説する。
  4. 憲法上の権利とは何かについて,憲法上の明文のない権利の承認を通じて解説する。
  5. 平等に関する基本的な考え方について解説する。
  6. 平等に関する最近の判例について解説する。
  7. 内心の自由の意義と,それに関する「君が代」起立斉唱訴訟(思想良心の自由),およびエホバの証人剣道受講拒否事件(信仰の自由)について解説する。
  8. 政教分離の意義と判例について解説する。
  9. 市民社会における表現の自由や集会の自由の意義などについて解説する。
  10. 公教育における教育内容決定権の所在と限界について解説する。
  11. 選挙権および投票価値の較差に関する判決を解説する。
  12. 衆議院の解散権の所在と限界について解説する。
  13. 象徴天皇制と平和主義について解説する。
  14. 憲法の現代的問題について解説する。

教科書

安西文雄=巻美矢紀=宍戸常寿『憲法学読本〔第3版〕』(有斐閣,2018)

    参考書

    書籍情報はありません。

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